スズカワエディタの履歴(4)

スズカワエディタホームページ履歴


2014年12月26日 更新

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■ 2014-12-26(ver04.00.17)43回目

[バグ修正]
  1. ショートカットが指し示すテキストファイル(リンクファイル、拡張子:".lnk")を読み込めない不具合を修正。
    以前は支障なく読み込めたのであるが、リンクファイルデータを取得するプログラムコードがいつの間にか新しくなったのに、対応していなかった。

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■ 2014-12-16(ver04.00.17)42回目

[バグ修正]
  1. 編集に関する不具合を修正。
  2. ライセンスに関する不具合を修正。

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■ 2014-12-06(ver04.00.17)41回目

[バグ修正]
  1. windows7以前のWindowsバージョンでは問題ないが、windows8以降(windows9も含む)のバージョンで、鈴川エディタを起動するとき、次のエラーメッセージが出て、鈴川エディタが起動できない。
                アプリケーションエラー
      EConvertErrorがモジュール szkw64.exe の 000000000002DD02で
      発生しました。
      "2000/01/01 00:00:00"は日付または時刻ではありません。
    
    このエラーは鈴川エディタの起動時に実行されるDelphiの関数
      StrToDateTime('2000/01/01 00:00:00')
    で発生する。windows7以前は32bit版でも64bit版でも'2000/01/01'が本来の日付の書式「yyyy/mm/dd」として解析されるために問題が起こらないのであるが、windows8以降から'2000/01/01'が「mm/dd/yyyy」として解析されてしまうために先頭の'2000'が書式「mm」で表される月の範囲1~12を超えることによるエラーである。
    この問題は関数StrToDateTimeの実行前に日付の書式が「yyyy/mm/dd」として解析されるように指定することで解決できる。

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■ 2014-07-21(ver04.00.17)40回目

[バグ修正]
  1. メニュー → ファイル → 特殊保存 → 行を指定して保存
    この保存メニューを実行するとき、実行中に表示される編集プログレスダイアログの右側部分で、文字数(既に保存した文字数 / 全体文字数、百万個)、保存したバイト数(MB)、処理速度(百万個/秒)、進捗率(%)が表示されるが、1行の文字数が少なく行数が大きいテキストの場合は、プログレスダイアログで、進捗率が100%に達している(このとき保存文字数も全体文字数と同じになっている)にもかかわらず、保存バイト数が増加しつづけ保存処理がなかなか終了しない、という不具合が見られることがある。ただし、保存処理が終了するまで待てば、保存が正確に実行されることがわかる。
    上記の不具合は、下記のようにすると確認しやすい。
    20億行以上の改行だけのテキストファイルを作成あるいは読み込み、
    メニュー → ファイル → 特殊保存 → 行を指定して保存
    で20億行の行数を指定して保存を実行すると、前述したプログレスダイアログの不具合を確認できる。20億行という行数はパソコン性能によって変える必要がある。パソコンが高性能であれば行数をもっと大きくする必要があるかもしれないし、低性能であればもっと小さい行数でもよいかもしれない。
  2. メニュー → 検索 → ファイル比較
    を実行中に比較ファイルで改行だけの行がつづくとき、実行中に表示される編集プログレスダイアログ右側部分の中断で「比較行数」の表示が変化しない、という不具合がある。
[改良]
  1. 次のメニューで折り返し(ワードラップ)を実行するとき、折り返しを中止できるように改良した。改良前は折り返しの中止はできなかった。折り返しを中止すると、既に折り返しを実行した行も含めてすべての行について折り返しは解除される。折り返しを中止するとき、実際に中止するかどうか確認メッセージが表示される。
    1. メニュー → オプション → 個別オプション
      → [個別オプション]ダイアログボックス:表示:表示1-1:折り返し(ワードラップ):折り返す
    2. メニュー → オプション → 折り返し → 指定幅、指定幅設定
  2. 編集を実行中に表示されるプログレスダイアログで、文字数、行数、バイト数などの表示数値は切り上げで計算していたが、これを四捨五入に改めた。

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■ 2014-07-14(ver04.00.17)39回目

[バグ修正]
  1. 実行中の検索または置換を中止すると、
    「検索(置換)を中断した文字位置にジャンプしますか?」
    という確認メッセージが表示される。
    このとき、[はい]を選択するとその文字位置にジャンプするのが正常な動作であるが、そうならない。
    実際には、一旦中断した文字位置にジャンプするのであるが、直ちに元の位置に戻ってしまう、というのが正確な動作である。この不具合を修正する。

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■ 2014-07-13(ver04.00.17)38回目

[バグ修正]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    以下の点を改善する。
    1. [テキスト処理]ダイアログボックスで任意のプロパティ(コントロール設定値)を変更した後、ダイアログボックス下部の[保存]チェックボックスにチェックをつけて、[OK]ボタンで実行することなく、[閉じる]ボタンで[テキスト処理]ダイアログボックスを閉じると、次回にこのダイアログボックスを開いたとき、変更したプロパティが保存されていない。
    2. テキスト処理をN分割またはN-N分割で実行中表示されるプログレスダイアログの「作業」で、分割並び替えの後、統合処理をはじめるとき、「WorkLabelA」という文字列が一瞬、表示される。これは処理に支障はないが、不要な表示であり見苦しい。これが表示されないように改善する。
    3. 並び替えのランダムを実行するとき、プログレスダイアログの「作業」ラベルの下に、たとえば、"(No.1 / 1)"と実行回数が表示される。その表示がダイアログ左端に寄り過ぎて、文字列後部の" / 1)"が表示されるだけで、文字列前部の"(No.1"が表示されない。
      この不具合は、■ 2014-06-26(ver04.00.17)36回目 [改良] 1で、プログレスダイアログの作成時に"(No.1 / 1)"の表示ラベルを初期化する処理を追加したのであるが、それが悪影響したものである。
  2. メニュー → ファイル → 特殊保存 → 行を指定して保存
    行数が少ない指定で保存を実行すると、編集プログレスダイアログは表示されない。この場合、エラーを発生することがある。
[改良]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    このダイアログボックスで必要な設定をした後、[←計算]ボタンまたは[OK]ボタンをクリックすると、対象ファイルの行数計算を開始する。この計算で行数を計算するだけでなく、今回、鈴川エディタのテキスト処理で対象テキストファイルの制限事項となっている以下の点についてもチェックするように改良した。
    1. 0x00(NULL)または0x7Fが対象ファイルに含まれていないかどうか
    2. 対象ファイルの一行の文字数が
      1. 1バイトファイルの場合1メガ個(1,048,576)以下かどうか
        対象ファイルの文字コード:Shift_JIS、JIS、EUC-jp、UTF-8、UTF-8(BOM)、UTF-7
      2. 2バイトファイルの場合1メガ個の半分(524,288)以下かどうか
        対象ファイルの文字コード:UTF-16LE、UTF-16LE(BOM)、UTF-16BE、UTF-16BE(BOM)
    上記の制限に抵触する場合、エラーメッセージを表示して行数計算は中止される。
  2. メニューの実行中に表示される「編集プログレスダイアログ」で改良。
    1. 以下のメニューに対する「編集プログレスダイアログ」の改良。
      1. メニュー → 検索 → 検索
        中段に「検索行数」の表示を追加する。
      2. メニュー → 検索 → ファイル比較
        中段に「比較行数」の表示を追加する。
      3. メニュー → オプション → 折り返し
        1. 改良前は進捗割合は行数単位で計算していたが、文字単位で計算するように改めた。
        2. 最上段の表示「行数」を「文字数」に改めた。
        3. 中段に「折返行数」の表示を追加する。
        4. 最下段の「処理速度」も、折り返し行数に対する処理速度から折り返し文字数に対する処理速度に改めた。
    2. 編集状況を1万行単位で表示する場合に行数が約21兆行を超えるとき、エラーが発生する。
      約21兆行を超える行数は百万行単位で表示するように改めた。
    3. 文字数、回数の単位をメガ個、メガ回から百万個、百万回に改めた。
    4. 処理速度の単位時間表現をSから秒に変更した。たとえば、MB/SをMB/秒と改めた。
  3. メニュー → ヘルプ → バージョン情報
    → [バージョン情報]ダイアログボックス
    で表示に関する以下の2点を改善する。これは有料版だけの問題で、無料版、試用版は問題ない。
    1. Kindが「bisiness」とスペル間違いで表示される。
      正しいスペルは「business」。
    2. SerialNumberで先頭に"SE-"をつけることにした。
      たとえば、SE-225A220482

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■ 2014-06-26(ver04.00.17)37回目

[バグ修正]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    [テキスト処理切り替え]コンボボックスで下記の二つの並び替えをしない重複行削除
    1. 行 > 重複行削除
    2. 項目 > 重複行削除
    のどちらかをN分割またはN-N分割で実行するとき、分割並び替えの後、統合処理の最初に、各行でその行を削除するかどうかを示すデータを行数と同じ数、確保する作業が必要になる。このとき、プログレスダイアログで、「すべての分割ファイルを統合、並び替えをする準備をしています」と表示される。
    問題は対象ファイル(複数ファイルのときはその合計)の行数が100億行を超え、百数十億行になると、このデータの確保中にエラーが発生することである。100億行ではエラーは発生しない。この行を削除するかどうかのデータは、鈴川エディタ独自の方法により作成されるのであるが、そのプログラムの一部に不備があり、それがエラーの原因になった。その不備というのは、データのインデックスを計算する関数内である一つのデータの型をInt64とすべきところをInteger(int)に設定していたことである。

    aまたはbの重複行削除を実行できる行数は、前述した行を削除するかどうかを示すデータをメモリに確保できる行数によって決まる。鈴川エディタ32では最大200億行(使用メモリは2.5GB)である。100億行分のデータに要するメモリは約1.2GBである。鈴川エディタ64では数千億行である。1000億行分のデータに要するメモリは約12.3GBである。1兆行では約130GB必要である。

    並び替え(同時に重複行削除をしてもしなくてもどちらでも同じ)は、行を削除するかどうかを示すデータは必要ないので、前述のa、bの並び替えをしない重複行削除より、大きい行数の対象ファイルに対して実行できる。どのくらいの行を並び替えることができるか、ファイルサイズ、1行の文字数にもよるので、一概にはわからない。好条件がそろえば、1兆行もできるかもしれない。計算時間も重複行削除よりはすこし短くなる。

[改良]
  1. ■ 2014-06-14(ver04.00.17)35回目 [改良] 1
    以下のメニューを実行中にその進捗具合を表示するプログレスダイアログで、1秒より短かい時間で絶えず変化する文字列の表示が落ち着かない。これを改善した。
    1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    これについてもう一度、改善。
  2. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    このダイアログボックスのヘルプで「制限」を修正。
    1. 制限:0x00と0x7F
    2. 制限:1行の文字数
    3. 制限:ファイルサイズと行数
    ヘルプ参照。

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■ 2014-06-16(ver04.00.17)36回目

[バグ修正]
  1. 下記の不具合については、プログラム自体に問題があるのではなく、対象テキストファイルにヌル文字(0x00)が含まれていたことが原因で、行数を正しく計算できなかった。

    ■ 2014-06-14(ver04.00.17)35回目 [バグ修正] 1
    メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    テキスト処理で最初に実行される対象テキストファイルの行数計算が正確でない場合がある。行数が多めに計算される。これを修正した。
    対象ファイルの行数が正確でないと、重複行削除、並び替えも正確に実行されない。

    このとき修正したプログラムに一部不備があり、修正前のプログラムコードが正しいことが判明したので、元に戻した。

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■ 2014-06-14(ver04.00.17)35回目

[バグ修正]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    テキスト処理で最初に実行される対象テキストファイルの行数計算が正確でない場合がある。行数が多めに計算される。これを修正した。
    対象ファイルの行数が正確でないと、重複行削除、並び替えも正確に実行されない。
[改良]
  1. 以下のメニューを実行中にその進捗具合を表示するプログレスダイアログで、1秒より短かい時間で絶えず変化する文字列の表示が落ち着かない。これを改善した。
    1. メニュー → 検索 → ディスク検索
    2. メニュー → 検索 → 指定ファイル検索
    3. メニュー → 検索 → フォルダ検索
    4. メニュー → ヘルプ → テキスト処理

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■ 2014-06-09(ver04.00.17)34回目

[バグ修正]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    鈴川エディタでは表示、編集、テキスト処理をできる一行の文字列の最大メモリサイズを1MB(文字数で約52万個)としているが、一行の文字列のメモリサイズが10万バイトを超える場合にテキスト処理を実行しようとすると下記のエラーメッセージが表示され実行できない。
      1行の文字列が10万バイトを超えています
    このメッセージは間違い。10万バイトではなく、1048576バイト(1MB)が正しい。
  2. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    対象テキストファイルがUnicode(UTF-16LE、UTF-16LE_BOM、UTF-16BE、UTF-16BE_BOM)であるとき、1行の文字数が約26万文字を超えると、1行の文字数を正確に数えることができなくなり、行数計算が狂ってしまう。そのために、重複行削除、並び替えが途中で止まってしまう結果になる。
  3. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    下記の三条件が同時に適合する場合に実行する重複行削除、並び替えがうまくできない。
    1. 対象ファイルが複数である
    2. N分割またはN-N分割である
    3. 処理レベルが分割並び替えで複数回に作業分割する
    しかし、下記の条件のうち一つでも適合すればうまく実行できる。
    1. 対象ファイルが一つである
    2. 処理レベルが一貫処理である
    3. 処理レベルが分割並び替えで作業を分割しないで一回で実行する

    この不具合の原因は以下の通り。テキスト処理の対象ファイル(複数)がBOMを含む文字コードであるとき、処理レベルの分割並び替えで複数回に分業する場合に、一つ一つの分業で対応する対象ファイルを読み込む必要がある。そのとき、最初に読み込むファイル位置を計算しなければならない。その計算でBOMのサイズを考慮していなかった。これが本元の原因である。そのために読み込むべき文字列が一部読み込まれない結果になり、結局、並び替えが正常に実行されず、重複行削除もうまくいかない、ということになったのである。

  4. 一行の文字数が大きいとき(たとえば、40万個以上)、数行にわたるテキストの削除や挿入、ドラッグ&ドロップを繰り返し、そのUndoやRedoを実行すると、エラーが発生することがある。
  5. 「フォルダを見る」メニューがあるとき、そのショートカットに[Ctrl]キーと他の任意のキーを組み合わせると、そのショートカットで「フォルダを見る」メニューを実行しようとすると、
    下記のメッセージが表示される。煩わしいので、これが表示されないようにする。
      ドロップファイル:ファイルを見る
      「ファイルを開く」に変更しますか?
    または
      ドロップファイル:ファイルを開く
      「ファイルを見る」に変更しますか?
[改良]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    [Menu]ボタンで表示されるポップアップメニューに次の二つのメニューを追加。
    1. カレントプロジェクトワークフォルダを確認
    2. ヘルプ
    ヘルプ参照。
  2. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    このダイアログボックスのヘルプに「制限」を追加。一行の最大文字数について説明。
    ヘルプ参照。
  3. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    [オプション-2]ページの1次分割キャッシュと2次分割キャッシュを最大104860KB(約100MB)に変更する。
    ヘルプ参照。
  4. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    テキスト処理の実行中に表示されるプログレスダイアログの「作業」項目で、行数を「万行」単位で表示している箇所があるが、これを「1行」単位の表示に変更する。
  5. メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス
    [個別オプション]ページ:今後開くファイル:ファイル構成
    ビーズファイル文字数の最大値を10240K個から20480K個に変更。
    ヘルプ参照。
  6. メニュー → オプション → 個別オプション
    → [個別オプション]ダイアログボックス
    [ファイル]ページ:ファイル構成
    ビーズファイル文字数の最大値を10240K個から20480K個に変更。
    ヘルプ参照。

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■ 2014-05-30(ver04.00.17)33回目

[バグ修正]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    N分割、N - N分割による重複行削除、並び替えが完璧に実行されない、という不具合を修正した。
    内部プログラムに欠陥が3箇所あったのが原因。欠陥箇所の詳細についてはここでは省略する。
    自己責任とはいえ、ユーザーの方々にはたいへんご迷惑をかけた。この場で謹んでお詫び申し上げる。
[改良]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    [Menu]ボタンで表示されるポップアップメニューに下記のメニューを追加 ヘルプ参照。

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■ 2014-05-23(ver04.00.17)32回目

[改良]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    「処理レベル」に関して次の2点を改良。
    1. [処理レベル]コンボボックスで「分割並び替え」を選択して実行を開始、最後まで実行した場合、以前は「途中で終了しました」というメッセージを表示していたが、「分割並び替え:最後まで実行して終了しました」というメッセージを表示するように改良した。もし途中で実行を終了した場合は「分割並び替え:途中で終了しました」というメッセージを表示する。
      [処理レベル]コンボボックスで「統合処理」を選択して実行を開始、最後まで実行した場合、「統合処理:最後まで実行して終了しました」というメッセージを、もし途中で実行を終了した場合は「統合処理:途中で終了しました」というメッセージを表示する。
    2. ヘルプを一部修正。

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■ 2014-05-15(ver04.00.17)31回目

[改良]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    「処理レベル」に関して次の2点を改良。
    1. 作業の分割は、処理方法がN分割の場合に限って実行できるのであるが、単一処理の場合にも処理レベルで「分割並び替え」または「統合処理」を選択してテキスト処理を実行できる。しかし、これは出鱈目な処理である。決して正しい計算が行われることはない。この事態を避けるために、処理方法が「単一処理」であるとき、処理レベルを「分割並び替え」または「統合処理」に設定して作業を実行しようとすると、それをできない旨のメッセージを表示することにする。
    2. ヘルプを一部修正。

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■ 2014-05-14(ver04.00.17)30回目

[バグ修正]
  1. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
    → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス

    ワークファイルリスト内で右クリックすると、「カレント個別ワークフォルダ確認」「選択行の個別ワークフォルダ確認」というメニューがある。このほかにも同じ機能を有するメニューはいくつかある。この機能は個別ワークフォルダについて、[個別ワークフォルダ - 確認]ダイアログボックスを開き、一つ以上のワークフォルダをWindows付属のExplorerで確認するものであるが、[個別ワークフォルダ - 確認]ダイアログボックスで余計なワークフォルダが表示される、という不具合がある。

[改良]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    「処理レベル」に関するヘルプを追加。

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■ 2014-05-12(ver04.00.17)29回目

[バグ修正]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス

    テキスト処理(並び替え、重複行削除)を実行するとき、[オプション-1]ページ:[オプション]グループボックス:["改行"無視]チェックボックスのチェックが常についている(ONの状態である)ものとして解析され、対象テキストファイルにダブルクウォートが含まれていると、ダブルクウォートの分布状況によってはテキスト処理が中断されることがある。

  2. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
    → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス:[操作 4]ページ

    [個別ワークフォルダ]コンボボックスで複数指定の個別ワークフォルダを指定し、外部ファイルを開くと、ワークファイルリストで開いたワークファイルフォルダのデータが表示されない、という不具合がある。ただし、一旦、鈴川エディタを終了し再起動すると、ワークファイルリストに問題のデータが表示される。この不具合を修正する。

[改良]
  1. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    ダイアログボックス上部に下記のコントロールを追加。
    1. [プロジェクト名]コンボボックス
    2. [新規]ボタン
    3. [削除]ボタン
    4. [Menu]ボタン
    ヘルプ参照。
  2. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
    → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス:[操作 4]ページ

    [個別ワークフォルダ]コンボボックスに追加される個別ワークフォルダは単一指定と複数指定があり、複数指定は複数のワークフォルダを<+>記号で連結した文字列で表現される。この複数指定にもう一つ、次のような表現方法を加える。
    複数のワークフォルダ名を1行ずつ収納したテキストファイルを作成し、そのファイル名の先頭に<F>記号を追加し、".wfl"を拡張子として表現する形式。
    たとえば、
     <F>IWF140506085749.wfl
    このうち、IWF140506085749部分は自由に指定できるが、先頭記号<F>と拡張子".wfl"は変えることはできない。

    結局、個別ワークフォルダは次の3通りになる。

    1. 単一指定
      ワークフォルダは一つだけ。
      たとえば、
       D:\szkw32\Work\
    2. 複数指定-フォルダ連結形式
      ワークフォルダは二つ以上。ワークフォルダを<+>記号で連結した文字列で表現される。
      たとえば、
       H:\szkw32\Work\<+>I:\szkw32\SubWork\<+>J:\szkw32\SubWork\
    3. 複数指定-ファイル形式
      ワークフォルダは一つまたは二つ以上。ワークフォルダを1行毎に収納したテキストファイルの名前で表現される。
      たとえば、
       <F>IWF140506085749.wfl
      この中身を上記「B.複数指定-フォルダ連結形式」と同じワークフォルダであるとすると、
       H:\szkw32\Work\[CRLF]
       I:\szkw32\SubWork\[CRLF]
       J:\szkw32\SubWork\
      この表現形式は、ワークフォルダの数が多いとき、B.フォルダ連結形式では表示文字列が長くなりすぎるので、表示文字列をコンパクトにしたい場合に採用する。 

    上記の改良に伴う改良点、変更点を以下に列挙する。

    1. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
      → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス
      1. [操作 4]ページ:[個別ワークフォルダ]コンボボックス
        このコンボボックスにフォーカスがある状態、またはドロップダウン状態にあるとき、[S]キーまたは[W]キーを押し下げると、選択されている個別ワークフォルダについて、[個別ワークフォルダ - 確認]ダイアログボックスを開く。
      2. ワークファイルリストのM1メニューとM2メニューでそれぞれ、次の二つのメニューを追加する。
        1. カレント個別ワークフォルダ確認
        2. 選択行の個別ワークフォルダ確認
      ヘルプ参照。
    2. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
      → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス:[操作 4]ページ:[編集]ボタン
      → [個別ワークフォルダ]ダイアログボックス
      1. M2メニューに「ワークフォルダ確認」メニューを追加。
      2. [追加]ボタンでワークフォルダリストに新しい個別ワークフォルダ(Aとする)を追加した後、[実行]ボタンをクリックしないで、[個別ワークフォルダ]ダイアログボックスを閉じると、再び[個別ワークフォルダ]ダイアログボックスを開いたとき、A個別ワークフォルダがワークフォルダリストに表示されない(追加されていない)、という不具合を修正する。
      ヘルプ参照。
    3. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
      → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス:[操作 4]ページ:[編集]ボタン
      → [個別ワークフォルダ]ダイアログボックス:[追加]ボタン
      → [個別ワークフォルダ設定]ダイアログボックス
      1. [追加]ボタンの機能変更
      2. [挿入]ボタンを削除
      3. [複数指定]チェックボックスを追加
      4. [確認]ボタンを追加
        このボタンをクリックすると、今回新設した[個別ワークフォルダ - 確認]ダイアログボックスが表示される。
      ヘルプ参照。
    4. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
      → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス:[操作 4]ページ:[編集]ボタン
      → [個別ワークフォルダ]ダイアログボックス:[追加]ボタン
      → [個別ワークフォルダ設定]ダイアログボックス
      [複数指定]チェックボックスにチェックをつけて、[追加]ボタンをクリックすると、
      今回新設した[個別ワークフォルダ - 複数指定]ダイアログボックスが表示される。
      ヘルプ参照。

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■ 2014-01-16(ver04.00.17)28回目

[バグ修正]
  1. 鈴川エディタは「管理者権限」では問題なく起動するが、「標準ユーザー」ではエラーが発生して起動できない。
    エラーは下記のように表示される。

      鈴川エディタの起動
      エラー:A
      鈴川エディタが正常にインストールされていませんので、
      起動できません。

    原因は鈴川エディタのインストール時に書き込んだレジストリーのデータが、鈴川エディタの起動時に「管理者権限」では読み込まれるが、「標準ユーザー」では読み込まれないためである。

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■ 2014-01-06(ver04.00.17)27回目

[バグ修正]
  1. メニュー → 検索 → ディスク検索リスト → ディスク検索リストを表示

    外部ファイルに対してある文字列(検索文字列)を検索(GREP)すると、鈴川エディタメインウィンドウの下部にディスク検索リスト(DSL)が表示される。これは問題ないが、一旦、DSLを閉じて、上記のメニューで再び、DSLを表示すると、DSLが空になっている、という不具合がある。
    これは再表示するとき、DSLの中身が確かに存在するかどうかチェックするのであるが、DSLのビーズファイルをチェックする場合にビーズフォルダの存在が考慮されていなかったのが原因。そのため、ビーズファイルが一つも見つからないで、結局該当するDSLは存在しないと判断されて再表示ができなかったのである。

  2. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
    → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス

    ワークファイルリストのワークファイルフォルダを複数選択し、右クリックすると表示されるポップアップメニューで「置換」メニューを実行すると、置換文字列の如何に関わらず置換文字列がヌル文字として実行される。つまり、検索文字列がヌル文字に置換されるのであるが、これは検索文字列が削除されるということである。この不具合は「検索情報」が悪さをしているのだが、その説明は面倒である。とにかく、この不具合を修正した。

  3. 以前、鈴川エディタの内部プログラムコードで、フォルダ名の区切り記号として使用されていた\(円記号)を0x5C(バックスラッシュ)に置き換えたのであるが、プログラムコード内にまだ\が数箇所使用されていた。これをすべて0x5Cに置き換えた。
    こうしておくと、鈴川エディタは現在、日本語版のみであるが、海外で鈴川エディタを使用する場合にも、UTF-8やUTF-16などのテキストファイルであれば、読み込むことができるだろう。\(円記号)の使用は日本国内ではほぼ問題ないが、海外ではフォルダ名の区切り記号としてはバックスラッシュ(0x5C)が使用される。

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■ 2013-12-26(ver04.00.17)26回目

[バグ修正]
  1. ■ 2013-11-07(ver04.00.17)24回目 [バグ修正] 1をもう一度。
    あるファイルサイズ(たとえば、10GB)以上のテキストファイルについて、ファイル全体にわたって、箱型に外部ファイルを挿入したり、箱型に選択したテキストを削除したり、そのUndo、Redoを繰り返し実行したりすると、「ファイル構成を修正しています...」というタイトルで表示される編集プログレスダイアログで、内部計算、A = B * C / D (A~Dは正の整数,int型データ)が実行される。計算結果Aは正の整数として算出されるのが希望する結果であるが、実際はB * Cの計算結果がInt型の最大値(2の31乗-1=2,147,483,647)を超えて負の整数(-2,147,483,648~-1)になり、結果としてAも負の整数になってしまう。これが、編集プログレスダイアログで表示される数値がマイナスになり、処理が無限ループに陥る原因。
    計算式 A = B * C / D を
      A = MulDiv(B,C,D) または A = Int64(B) * C / D
    に変えると正しく計算されるが、ここではAとBのデータ型をintからInt64に変更することで対処する。
  2. 編集中のテキストファイルの最後部付近で大きいテキストを箱型に挿入する場合、表示されるプログレスダイアログで、挿入したテキストのファイルサイズ表示が実際より大きめに増加していくことがある。結果としてまだすべてのテキストの箱型挿入が終了していないにも関わらず進捗状況が100%に達することになる。箱型挿入が実際に終了するまで、プログレスダイアログはその数値のまま表示され続ける。
  3. 下記のメニューを実行中にプログレスダイアログが表示されているとき、鈴川エディタメインウィンドウの右上隅の×ボタン(終了ボタン)をクリックすると、実行中のメニューを中止するかどうか尋ねるモーダルダイアログが表示されるのであるが、それがプログレスダイアログの後面(下面)に隠れるためにボタンクリックなどの操作ができなくなる、という不具合がある。
    1. Explorerからドロップファイル
    2. 実行中にプログレスダイアログが表示される編集(読み込み、保存、検索など)
    3. ディスク検索(GREP)
    4. テキスト処理
[改良]
  1. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
    → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス:[操作 4]ページ:[編集]ボタン:[個別ワークフォルダ]ダイアログボックス
    このダイアログボックスの[追加]ボタンを実行すると、改良前は[フォルダの参照]ダイアログが表示されていたが、改良後は[個別ワークフォルダ設定]ダイアログボックスが表示される。
    [個別ワークフォルダ設定]ダイアログボックスでは、以前の通り、単独の個別ワークフォルダも設定できるが、複数指定の個別ワークフォルダも設定できる。たとえば、次のように指定する。
    1. 単独指定の個別ワークフォルダ
      D:\szkw32\Work\
    2. 2個の個別ワークフォルダ
      D:\szkw32\Work\<+>E:\szkw32\SubWork1\
      1番目がメインワークフォルダ、2番目がサブワークフォルダ
    3. 4個の個別ワークフォルダ
      H:\szkw32\Work\<+>I:\szkw32\SubWork1\<+>J:\szkw32\SubWork2\<+>I:\szkw32\SubWork2\
      1番目がメインワークフォルダ、2番目以降がサブワークフォルダ
    複数指定のワークフォルダはいくつでも自由に設定できる。各フォルダの間に三つの半角文字<+>を挟んで表現する。メインワークフォルダとサブワークフォルダの中に同じ名前のワークファイルフォルダ(たとえば、1ai9vxgtr4)が作成される。
    メインのワークファイルフォルダにはファイル情報、オプション、色分け、Undoなどの情報ワークファイルが収納される。
    サブのワークファイルフォルダにはそれぞれ、複数のビーズフォルダが作成され、その中に順番に均等にビーズファイルが分散収納される。
    個別ワークフォルダの複数指定は、一つのHDD(SSD)の容量では不足する超巨大テキスト(5TB以上、2兆行以上)の読み込み、編集で複数台のHDD(SSD)の同時使用を可能にするのが目的である。
    ヘルプ参照。

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■ 2013-11-12(ver04.00.17)25回目

[バグ修正]
  1. 読み込み、保存、編集を実行中に経過時間、進捗状況を表示するプログレスダイアログで処理速度を追加したが、編集によっては、処理速度の計算でゼロによる除算が実行されることがあり、そのエラーが発生する。たとえば、検索を実行するとき、エラーが出る。

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■ 2013-11-07(ver04.00.17)24回目

[バグ修正]
  1. ファイル全体にわたって、箱型に外部ファイルを挿入したり、箱型に選択したテキストを削除したり、そのUndo、Redoを繰り返し実行したりすると、「ファイル構成を修正しています...」というタイトルで編集プロセスダイアログが表示されているとき、無限ループに陥ったり、エラーが発生したりすることがある。
[改良]
  1. 鈴川エディタは外部ファイルを読み込むとき、外部ファイルを数メガバイト程度に分割してワークファイルフォルダに保存する。このファイル構成に関連して次のように改良する。
    1. この分割ファイルを「ビーズファイル」と呼称する。
    2. ビーズファイルは一定数にまとめて、ワークファイルフォルダ内に作成したフォルダに収納する。このフォルダを「ビーズフォルダ」と呼称する。
    3. この分割ファイル(ビーズファイル)の大きさを決めるのに「リストの保持文字数」という用語を使用していたが、これを「ビーズファイル文字数」という言葉に改めた。
    上記の改良に伴って、次のように各ダイアログボックスを改良する。
    1. メニュー → オプション → 共通オプション
      → [共通オプション]ダイアログボックス:[個別オプション]ページ:今後開くファイル:[ファイル構成]グループボックス
      1. 「リストの保持文字数」を「ビーズファイル文字数」に名称変更。
      2. [ビーズフォルダ内ビーズファイル数]テキストボックスを追加。
      ヘルプ参照。
    2. メニュー → オプション → 個別オプション
      → [個別オプション]ダイアログボックス:[ファイル]ページ:[ファイル構成]グループボックス
      1. 「リストの保持文字数」を「ビーズファイル文字数」に名称変更。
      ヘルプ参照。
    3. 下記のファイルを開くダイアログボックスに
      [ビーズファイル文字数]コンボボックスと[指定]チェックボックスを追加。
      1. メニュー → ファイル → 部分的にファイルを開く
        → [部分的にファイルを開く]ダイアログボックス
      2. メニュー → ファイル → ファイルを開く
        → [ファイルを開く]ダイアログボックス
      3. メニュー → ファイル → 複数ファイルをつなげて開く
        → [複数ファイルをつなげて開く]ダイアログボックス:[その他]ページ
      4. メニュー → ファイル → 分割ファイルを開く
        → [分割ファイルを開く]ダイアログボックス
      ヘルプ参照。
  2. 外部ファイルを開くプログラムコードを改良する。
    下記のメニューを実行するとき、このプログラムコードが実行される。
    1. メニュー → ファイル → 部分的にファイルを開く
    2. メニュー → ファイル → ファイルを開く
    3. メニュー → ファイル → 複数ファイルをつなげて開く
    4. メニュー → ファイル → 分割ファイルを開く
    5. 各種ダイアログボックスに付属する[ファイルを見る]ボタンをクリックして、指定ファイルを部分的に開いて見る
    外部ファイルを開くプログラムコードの概略
    1. 改良前
      外部ファイルの文字コードによって、1バイトファイルと2バイトファイルに分別して、それぞれに対応した関数(2種類)で読み込み、さらに指定したワークファイル文字コード(3種類:Shift_JIS、UTF-16LE、UTF-8)に変換してワークファイルフォルダに分割保存する方法である。
      外部ファイルを読み込むとき、分割ファイル(ビーズファイル)のサイズがファイルサイズではなく文字数(リストの保持文字数 = ビーズファイル文字数)によって決定されるとしていたが、実際はファイルサイズ(バイト数)によって決定されていた。
      1. 1バイトファイル:Shift_JIS、JIS、EUC-JP、UTF-8、UTF-8(BOM)、UTF-7
      2. 2バイトファイル:UTF-16LE、UTF-16LE(BOM)、UTF-16BE、UTF-16BE(BOM)
    2. 改良後
      外部ファイルの文字コードに関係なく、外部ファイルを指定したワークファイル文字コード(3種類)に変換した後、各ワークファイル文字コードに対応した関数(3種類)で読み込み、そのままワークファイルフォルダに分割保存する方法である。
      外部ファイルを読み込むとき、分割ファイル(ビーズファイル)のサイズがファイルサイズ(バイト数)ではなく文字数(ビーズファイル文字数)によって決定されるように改めた。 3種類のワークファイル文字コードは次の通り。
      1. Shift_JIS
      2. UTF-16LE(Unicode)
      3. UTF-8
    改良によって、以下のように改善された。
    1. プログラムコードが読みやすくなった。
    2. 無駄な文字コード変換を減らすことができた。
    3. 読み込み時間を5~10%短縮できた。
  3. 時間がかかる編集の最中に、時間、進行具合を表示する、編集プロセスダイアログで、処理速度の表示を追加する。
    ファイルの読み込みでは、読み込んだ行数も表示する。

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■ 2013-09-24(ver04.00.17)23回目

[バグ修正]
  1. ファイルを開くときの個別オプションに関する不具合

    下記のa~dのファイルを開くダイアログボックスで、[オプション]ボタン(キャプションは「@現在」「@現在1」など)をクリックすると[今後使うオプション]ポップアップメニューが表示される。このメニューで最後の項目「(M)選択」を選択する。ファイルを開くダイアログボックスの[開く]ボタンをクリックする。[個別オプション]ダイアログボックスがタイトル「オプションの選択」として表示される。[設定]ページ:オプションの設定:オプションリストで、これから開くファイルに適用したい個別オプションを選択する。[個別オプション]ダイアログボックスの[OK}ボタンをクリックすると、ファイルが読み込まれる。ここまでは問題ないが、表示されるテキストに希望する個別オプションが反映されない。これが不具合。

    1. メニュー → ファイル → 部分的にファイルを開く
      → [部分的にファイルを開く]ダイアログボックス
    2. メニュー → ファイル → ファイルを開く
      → [ファイルを開く]ダイアログボックス
    3. メニュー → ファイル → 複数ファイルをつなげて開く
      → [複数ファイルをつなげて開く]ダイアログボックス:[その他]ページ
    4. メニュー → ファイル → 分割ファイルを開く
      → [分割ファイルを開く]ダイアログボックス

  2. [ファイルを見る]ダイアログボックスのショートカットに関する不具合。
    メニュー → オプション → ショートカットキー
    → [ショートカットキー]ダイアログボックス
    で、下記のメニューに対するショートカットの変更が、[ファイルを見る]ダイアログボックスで同じメニューのショートカットに反映されない。
    1. メニュー → 編集 → テキスト選択(メインメニュー)
      メニュー → コピー → テキスト選択(「ファイルを見る」メニュー)
    2. メニュー → 編集 → 選択凍結(メインメニュー)
      メニュー → コピー → 選択凍結(「ファイルを見る」メニュー)
    3. メニュー → 検索 → 検索情報 → 検索情報表示
    4. メニュー → 検索 → 検索情報 → 検索情報リスト
    5. メニュー → 検索 → 検索情報 → ラック検索情報適用
    6. メニュー → 検索 → 検索情報 → ラック検索情報保存
[改良]
  1. メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス
    → [検索・置換]ページ
    1. [検索文字列・置換文字列]グループに[置換矢印]、[矢印背景]の二つの色ボタンを追加。
      置換のとき、「検索文字列表示」メニューで下記のように表示される。
        検索文字列 → 置換文字列
      
      矢印は、以前は文字(→)であったが、これを図形として描画し、矢印と背景の色を指定できる。
    2. [空白の可視化]グループボックスを[検索文字列・置換文字列]グループ内に移動。
    ヘルプ参照。
  2. [ファイルを見る]ダイアログボックス
    1. ■ 2013-09-20(ver04.00.17)22回目 [改良] 1と同様にメニューの名前を変更する。
    2. テキストワークエリアの右クリックで表示されるポップアップメニューに「検索情報リスト」を追加。

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■ 2013-09-20(ver04.00.17)22回目

[バグ修正]
  1. 置換のとき、「検索文字列表示」メニューで検索文字列と置換文字列を表示するが、半角空白を可視化すると
       検索文字列[20]→[20]置換文字列
    
    のように、半角空白を可視化した文字[20]が→の両側に表示されるが、→の両側の半角空白は可視化しないのが正常な表示。正しい表示は次の通り。
       検索文字列 → 置換文字列
    
  2. メニュー → オプション → 個別オプション
    → [個別オプション]ダイアログボックス
    → [色分け]ページ
    をはじめて表示するとき、[検索文字列強調]チェックボックスにチェックがついているのが正常動作であるが、チェックがはずれている。このプロパティのプログラム変数データとして本来の変数データとは異なるもの(データ型は同じで関連データ。変数名が似ている)が一箇所で使用されていたのが原因。
    [色分け]ページの設定時に[検索文字列強調]チェックボックスのチェックがはずれていることに気がつかないと、色分けを施したテキストファイルで検索を実行したとき、検索文字列がテキスト内で強調表示(初期設定:背景Yellow、文字Black)されないことになる。検索文字列を強調するには、[色分け]ページで[検索文字列強調]チェックボックスにチェックをつけて、[個別オプション]ダイアログボックスの[OK]ボタンでクリックし、ダイアログボックスを閉じる。さらに、「検索文字列の強調をやめる」メニュー(メニュー → 検索)をOFFにする必要があり、なかなか面倒である。
  3. メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス
    → [検索・置換]ページ
    [検索したとき音を鳴らす]チェックボックスにチェックをつけても音がでない。
[改良]
  1. 次のメニューの名前を変更する。
    1. メニュー → 検索文字列表示
      → 検索情報適用
        ↓
       ラック検索情報適用
    2. メニュー → 検索文字列表示
      → 検索情報保存
        ↓
       ラック検索情報保存
    3. メニュー → 検索 → 検索情報
      → 表示
        ↓
       検索情報表示
    4. メニュー → 検索 → 検索情報
      → リスト
        ↓
       検索情報リスト
    5. メニュー → 検索 → 検索情報
      → 適用
        ↓
       ラック検索情報適用
    6. メニュー → 検索 → 検索情報
      → 保存
        ↓
       ラック検索情報保存
    「ラック検索情報」と「検索情報ラック」の二つの用語を定義する。
    ヘルプ参照。
  2. メニュー → 検索 → 検索情報 → 検索情報リスト
    → [検索情報]ダイアログボックス
    1. [Get]ボタンを追加。
    2. 検索情報リスト内の右クリックで表示されるポップアップメニューに
      「検索情報ラックに保存」を追加。
    3. 不具合の修正:[Set]、[Load]などのボタンの上にマウスポイントを移動すると表示されるヒント文字列がボタン機能と異なる。
    ヘルプ参照。

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■ 2013-09-17(ver04.00.17)21回目

[改良]
  1. メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス:[検索・置換]ページ
    1. [検索文字列オプション]グループボックス追加。
      検索、置換を実行するとき、「検索文字列表示」メニューで検索文字列、置換文字列を表示できるが、検索文字列の左側に検索オプションを表す文字列(検索オプション文字列)を表示できる。
      ここで、検索オプション文字列の表示方法、文字色、背景色を指定する。
    2. [空白文字の視覚化]グループボックス追加。
      「検索文字列表示」メニューで表示される検索文字列、置換文字列に含まれる半角空白、全角空白についてそれぞれ代替文字、[20]、[3000]に置き換えて視覚化するかどうか指定できる。
    3. [検索文字列・置換文字列]グループボックス
      二つある[文字数]テキストボックスの指定範囲を1~512個に増やす。改良前は1~100個。
    ヘルプ参照。
  2. ファイルの読み込み、保存で使用されるダイアログボックス(「ファイルを開く」、「名前をつけて保存」などのモーダルダイアログ)で[OK]ボタン(F2)、[検索]ボタン(F3)、[参照]ボタン(F5)、[ファイルを見る]ボタン(F8)などについて、ファンクションキーで実行できるようにした。元々、一部のダイアログにあった機能であるが、他のダイアログについても同様に追加した。
    各ダイアログボックスのヘルプで各ボタンの説明を参照。
  3. 次のモードレスダイアログは、それぞれ、あるウィンドウサイズより小さくすることはできなかったが、もっと小さくできるように変更した。最小ウィンドウは、幅が200、高さがキャプションの高さの2倍。
    1. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
      → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス
    2. メニュー → 検索 → 検索情報
      → [検索情報]ダイアログボックス
    3. メニュー → 検索 → しおり
      → [しおり]ダイアログボックス
    4. メニュー → ウィンドウ → ウィンドウ一覧表
      → [ウィンドウ一覧表]ダイアログボックス

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■ 2013-09-09(ver04.00.17)20回目

[バグ修正]
  1. メニュー → 検索 → 検索情報 → リスト
    → [検索情報]ダイアログボックス
    ある操作の後、このダイアログボックスを呼び出すと、検索情報リストで最後に追加した検索情報が一つだけ表示され、他の検索情報が読み込まれない、という不具合がある。ある操作というのは、「ファイルを見る」ダイアログボックスで検索を実行し、[検索][ダイアログボックスを表示し、新しい検索文字列を指定、検索する操作である。検索の実行で、新しい検索情報が[検索情報]ダイアログボックスの検索情報リストに追加される。このとき、既存の検索情報が改めて検索情報リストに読み込まれる必要があるが、それが実行されないと、新しい検索情報が一つだけしか表示されない、ということになる。
    実は、上記と同じ操作をすると、いつもこの不具合が発生するというわけではないので、現在、不具合が発生するプログラムコード位置を特定できていない。現在、不具合の原因はきちんと把握できていないが、不具合が発生すると考えられる箇所のプログラムコードを修正した。
[改良]
  1. メニュー → 検索 → 検索情報 → リスト
    → [検索情報]ダイアログボックス
    [Save]ボタン、[Load]ボタンを追加。検索情報リストの選択行を保存し、それを読み込んで検索情報リストに追加できる。ヘルプ参照。

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■ 2013-09-05(ver04.00.17)19回目

[バグ修正]
  1. 検索、置換、ディスク検索で改行コード、制御コードを含む文字列(正規表現)を検索するとき、以下の不具合がある。
    1. 改行コード(\l=LF,\r=CR,\n=CRLF、正規表現)を検索できない。
    2. メニュー → 検索 → 検索(置換)
      → [検索(置換)]ダイアログボックス
      で制御コードを含む文字列(検索文字列、正規表現)を検索すると、その1回目だけは検索文字列を検索できるが、その後、対象テキスト内に検索文字列が存在しても「次を検索」で検索できない。
    3. メニュー → 検索 → 検索情報 → リスト
      → [検索情報]ダイアログボックス
      から検索情報を設定したテキストファイルで、改行コード、制御コードを含む検索文字列(正規表現)を検索(次を検索、置換、置換して検索、すべて検索)できない。
  2. ダイアログボックス内のコンボボックスで右クリックすると、Windows標準のコンテキストメニュー(ポップアップメニュー)が表示される。このメニューには「切り取り」「コピー」「貼り付け」「削除」「Unicode 制御文字の表示」「Unicode 制御文字の挿入」などのメニュー項目が並んでいる。

    これがWindowsアプリケーションでの一般的な動作であるが、鈴川エディタのいくつかのダイアログボックスでは、その中のコンボボックスで右クリックすると、「実行」「参照」などメニュー項目をもつポップアップメニューが表示されることがある。たとえば、「ファイルを開く」「名前をつけて保存」「検索」などを実行すると表示されるダイアログボックスである。

    鈴川エディタのいずれのダイアログボックスでも、その中のコンボボックス内で右クリックするとWindows標準のコンテキストメニューが表示されるように、改善した。

[改良]
  1. 検索、置換、ディスク検索で扱う制御コードに関する改良。
    1. 扱うことができる制御コードは次の通り。
      1. C0:0x00~0x1F
      2. C1:0x80~0x9F
      0x7Fは扱うことはできない。
    2. 次のダイアログボックス内の[検索文字列]コンボボックス、[置換文字列]コンボボックスに制御コードをキー操作で直接入力できるようにした。
      1. メニュー → 検索 → 検索
        → [検索]ダイアログボックス
      2. メニュー → 検索 → 置換
        → [置換]ダイアログボックス
      3. メニュー → 検索 → ディスク検索
        → [ディスク検索]ダイアログボックス
      たとえば、0x09(制御コードC0)を入力するにはコンボボックス内で[F5]キーを押し下げる操作によって制御コード入力タイプBを選択した後、[Ctrl + I]キーを押し下げる。
      0x92(制御コードC1)を入力するにはコンボボックス内で[F5]キーを押し下げる操作によって制御コード入力タイプCを選択した後、[Ctrl + R]キーを押し下げる。
      [検索(置換)文字列]コンボボックスに入力した制御コードを含む検索(置換)文字列は、コンボボックス内で[F6]キーを押し下げて[検索文字列制御コード可視化]ダイアログボックスで表示し確認できる。
    3. 検索文字列、置換文字列に含まれる制御コードを代替文字で視覚化した。
      0x01 → [01]、0x0B → [0B]、0x1A →[1A]、0x1F → [1F]、0x80 → [80]、0x92 → [92]、0x9F → [9F]
      制御コードを視覚化した文字列は次の場面で反映される。
      1. メニュー → 検索文字列表示
      2. メニュー → 検索 → 検索情報 → リスト
        → [検索情報]ダイアログボックス:検索情報リスト:検索文字列、置換文字列
    4. [検索文字列]コンボボックス、[置換文字列]コンボボックスに直接入力したりコピー&ペーストした制御コードを含む文字列を、コンボボックス内で[F7]キーを押し下げる操作によって、直ちに、制御コードを正規表現(\x:16進法コード)に変換した文字列に置き換えることができる。
    以下のヘルプと関連ヘルプを参照。
    ヘルプ:ダイアログボックス:検索系:検索:検索文字列制御コード
    このヘルプを参照するには次の操作によるのが簡単かもしれない。
    メニュー → 検索 → 検索
    → [検索]ダイアログボックス
    が表示されているとき、[F1]キーを押し下げると[検索]ダイアログボックスのヘルプが表示される。このページの「検索文字列制御コード」項目を参照。

戻る

■ 2013-08-26(ver04.00.17)18回目

[バグ修正]
  1. ディスク検索(GREPなど。たとえば、検索文字列は「東京」とする。これをオリジナル検索文字列と呼称する)の結果として鈴川エディタ下部に表示されるディスク検索リスト(DSL)で、任意の行を選択しダブルクリックしタグジャンプを実行すると、対象となるテキストファイルが開き、目的のテキスト行を表示し、目的の検索文字列(「東京」)にアクセスできる。
    不具合は以下の通り。対象テキストファイルで未だ一度も検索情報(検索文字列、検索オプションなど)が設定されたことがない(検索も置換も一度も実行されたことがない)か、ディスク検索リストのオリジナル検索情報(検索文字列は「東京」)とは異なる検索情報(たとえば、検索文字列が「大阪」とする)が設定されていると、対象テキストファイルで、タグジャンプでアクセスするのは「東京」であるが、強調表示される文字列は「大阪」のままである。希望する正常動作は、タグジャンプで強調表示される文字列が「大阪」から「東京」に変わることである。

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■ 2013-08-26(ver04.00.17)17回目

[バグ修正]
  1. 鈴川エディタの起動後未だ一度もディスク検索(GREPなど)を実行していないとき、
    メニュー → 検索 → ディスク検索リスト → ディスク検索リストを表示
    を実行すると、鈴川エディタ下部にディスク検索リスト(DSL)が表示される。このとき、DSLには一行もデータはない。
    DSLを閉じて、メニュー → 検索 → フォルダ検索
    を実行すると、この結果がDSLに表示されるが、DSLの検索文字列が強調表示されない、という不具合がある。
  2. メニュー → オプション → ショートカットキー
    → [ショートカットキー]ダイアログボックス
    [ショートカットキー]グループボックス:[ショートカットキー]リストボックス
    でチェックがついているショートカットの行をクリック(選択)すると、
    右側の[コマンド]グループボックスの[分類]コンボボックスと[コマンド]リストボックス
    でそのショートカットに対応するメニューの行が選択されるのが正常動作であるが、そうならない。
[変更]
  1. あるテキストファイル(Aファイル)に対して
    メニュー → 検索 → 置換
    → [置換]ダイアログボックス
    [置換オプション]:[Undo]チェックボックスのチェックをはずして実行する場合に、その後の動作を一部変更する。操作手順を追って説明する。
    1. 上記の条件で置換を実行すると、
      [検索情報]ダイアログボックス:[検索情報リスト]に新しい検索情報が追加される。この追加行(A1行とする)の「Undo」列は×が表示される。
    2. Aファイルで「すべて置換」を実行する。このとき、Undoで置換した文字列を元に戻すことができなくなるがそれでも実行するかどうか、という確認メッセージが表示される。実際、「すべて置換」を実行すると、Undoで置換文字列を元の文字列に戻すことはできなくなる。
    3. Aファイルとは別のBファイルを開き、Bファイルに対して[検索情報]ダイアログボックス:[検索情報リスト]のA1行の検索情報を適用([Set]ボタン)する。
    4. Bファイルで「すべて置換」を実行する。このとき、Undoに関する確認メッセージは表示されず、直ちに「すべて置換」が実行される。その後、Undoを実行すると、置換した文字列を元の文字列に戻すことができる。
    5. Bファイルに設定(適用)された検索情報(A1行)は「すべて置換」を実行すると元に戻すことができない(A1行の「Undo」列は×)はずであったが、実際にはUndoで元に戻すことができる。これはバグではない。実は、[検索情報]ダイアログボックス:[検索情報リスト]で選択した行の「Undo」列が×である検索情報を、任意のテキストファイルに適用するとき、自動的に「Undo」列を○に変える処理をしているためである。
    6. 変更は、5で自動的に「Undo」列の×を○に変える処理をしていたが、この処理をしないことにしたのである。つまり、「Undo」列が×である検索情報を設定(適用)されたテキストファイルで「すべて置換」を実行すると、検索情報のとおり、Undoで元に戻すことができなくなる、というのが変更の要点である。
[改良]
  1. メニュー → 検索 → 検索情報 → リスト
    → [検索情報]ダイアログボックス
    に[Add]ボタンを追加。
    [検索]、[置換]ダイアログボックス(モードレスダイアログ)を起動し任意の検索情報を設定し、検索、置換を実行しなくても、[検索情報]ダイアログボックスの検索情報リストに検索情報をいくつでも追加できる。ヘルプ参照。
    これに関連して、テキストウィンドウ、ディスク検索リスト、「ファイルを見る」ダイアログボックスのいずれも開いていないとき、以前は無効にしていた次のメニューを有効にする。
    1. メニュー → 検索 → 検索情報 → リスト
    2. メニュー → 検索 → 検索情報 → ヘルプ
  2. メニュー → 検索 → 検索
    → [検索]ダイアログボックス
    [切替]、[OK]の両ボタンのショートカットをそれぞれ、[F8]、[F3]キーに変更する。[置換]、[ディスク検索]ダイアログボックスでも同じ。

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■ 2013-08-21(ver04.00.17)16回目

[バグ修正]
  1. ■ 2013-08-21(ver04.00.17)15回目 [バグ修正] 1
    をもう一度

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■ 2013-08-21(ver04.00.17)15回目

[バグ修正]
  1. ディスク検索(GREPなど)を実行すると、その結果が鈴川エディタ下部にディスク検索リスト(DSL)として表示される。DSLの各行でタグジャンプを実行すると、対象となるテキストファイルが開き、目的の検索文字列が存在する行を表示し、その検索文字列にアクセスできる。
    開いた対象テキストファイルは検索情報(検索文字列、検索オプションなどの情報)が設定され、メインメニューの左端で検索方向と検索文字列が表示され、テキスト内で検索文字列が強調表示されることになる。これが正常動作であるが、DSLでタグジャンプを実行するとき、ダブルクリックであれば問題ないが、[Enter]、[Alt]+[→]、[Alt]+[←]、[Alt]+[↓]、[Alt]+[↑]などのキーを操作すると、対象テキストファイルで検索情報が設定されず正常動作にならない。
  2. 多くのテキストファイルを開いているとき、鈴川エディタを終了すると、各テキストウィンドウが順番に閉じる際に激しく振動する動きがあるが、これが見苦しい。鈴川エディタを閉じるとき、タブコントロールの先頭(一番左側)のテキストウィンドウをアクティブにすると、見苦しい動作を防ぐことができる。これを自動的に実行する操作を追加する。

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■ 2013-08-20(ver04.00.17)14回目

[バグ修正]
  1. 検索で指定文字をスキップする場合に下記の不具合がある。
    メニュー → 検索 → 検索
    → [検索]ダイアログボックス:検索オプション:[Skip]ボタン
    → [検索スキップコード]ダイアログボックス
    [指定文字:有効]チェックボックスにチェックをつけ、[指定文字]コンボボックスを設定(「XYZ」とする)し、
    アクティブファイル(A)に対して、ある文字列(「東京都」とする)を検索すると、アクティブファイルで「東京都」「東XYZ京都」「東X京Y都」などが検索されて強調表示される。
    ところが、ファイル(A)を一旦閉じて開くとき、次の不具合がある。
    1. 「東京都」は「次を検索」で検索できるし強調表示されるが、スキップする指定文字を含む「東XYZ京都」「東X京Y都」などは、「次を検索」で検索できないし強調表示もされない。
    2. スキップする指定文字で同じ文字が複数含まれていると、エラーが発生する。
[改良]
  1. 以前は「次を検索」(F3キー)で、同じ検索条件(検索文字列、置換文字列、検索オプション、置換オプション)で検索、置換を複数のテキストに対して連続的に実行するやり方だった。これは鈴川エディタで複数のテキストファイルが同時に開いていても検索条件を一つしか設定できず、検索条件を変更する度に、検索条件を変更したくないテキストファイルも含めてすべてのテキストファイルの検索条件が強制的に変更されてしまい、元の検索条件で検索、置換を実行する度にいちいち検索条件の設定をやり直さなければならない。非常に不便である。この方法を廃止した。
    一つ一つのテキストファイル、ディスク検索リスト、「ファイルを見る」テキストで個別に検索情報(検索文字列、置換文字列、検索オプション、置換オプション)を設定し、検索、置換を実行できる方法に変更した。
    検索、置換、ディスク検索を実行すると、検索情報は[検索情報]ダイアログボックスの「検索情報リスト」に自動的に重複なく保存される。再び同じ検索情報で検索、置換を実行するときは、検索情報リストからその検索情報を選択して任意のテキストファイルに設定すると、ただちに「次を検索」「置換」「置換して検索」「すべて検索」を実行できる。
    [検索情報]ダイアログボックスは
    1. メニュー → 検索 → 検索情報 → リスト
      (このメニューは常に表示される)
    2. メニュー → 検索文字列表示 → 検索情報リスト
      (このメニューは常に表示されるわけではない)
    を実行すると表示される。
    ヘルプ参照。関連ヘルプも参照。
  2. 次のメニューを追加する。
    1. メニュー → 検索文字列表示
      1. 検索情報リスト
      2. 検索情報適用
      3. 検索情報保存
      4. ヘルプ
    2. メニュー → 検索 → 検索情報
      1. 表示
      2. リスト
      3. 適用
      4. 保存
    3. メニュー → 検索 → 次を検索 → ヘルプ
    4. ディスク検索(GREPなど)の結果が表示されるディスク検索リスト(DSL)のコーナーを右クリックすると表示されるポップアップメニューに
      「オリジナル検索情報」メニュー を追加する。ヘルプ参照。
    以下のヘルプを参照。
    1. ヘルプ:目次:メインメニュー:検索方向表示
    2. ヘルプ:目次:メインメニュー:検索文字列表示
    3. ヘルプ:目次:メインメニュー:検索:検索情報
    4. ヘルプ:目次:メインメニュー:検索:次を検索
  3. メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス
    → [検索・置換]ページを追加し、[確認]ページの検索・置換に関するオプションを[検索・置換]ページに移動する。同じページに[検索文字列・置換文字列]オプションを追加。ヘルプ参照。
  4. 次のメニューはチェックの有無でメニューの機能を有効または無効にできるものであるが、以前はメニューにチェックマークをつけたりはずしたりしていたのを「ON」「OFF」をメニュー先頭に追加して表示する方法に変更した。メニューのスピードボタンは、以前はチェックの有無(ON、OFF)を表示に反映していなかったが、反映されるように改善した。
    1. メニュー → 編集 → 書込み禁止
    2. メニュー → 検索 → 検索情報 → 表示
    3. メニュー → 検索 → 検索文字列の強調をやめる
    4. メニュー → ウィンドウ → 最小化ウィンドウもすべて含んで整列
    5. メニュー → 鈴川エディタ → 一時的な最大化を使う
    6. メニュー → ヘルプ → ドロップファイルでファイルを見る

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■ 2013-08-07(ver04.00.17)13回目

[バグ修正]
  1. ヘルプで"○●□■×"が小さく表示される。ヘルプのHTMLソースファイルの文字コードをUTF-8に変更してからこの不具合がでてきた。
    以下の解決方法はインターネットで検索して得たものである。上記の文字が登録されていないフォントがHTMLで使用されると、その文字はシステムの既定書体で表示され、結果として文字が小さくなる。上記の文字が登録されているフォントをHTMLソースファイルで指定すると問題を解決できる。ということだ。
    鈴川エディタでは、ヘルプとホームページのCSSファイルに次のコードを追加した。
    body
    {
      font-family: Osaka,"MS Pゴシック","MS PGothic",Sans-Serif;
    
    }
    

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■ 2013-08-06(ver04.00.17)12回目

[バグ修正]
  1. メモファイルに関する不具合。
    操作手順を追って不具合を示す。
    1. 開いているテキストファイル(A)でテキストを範囲選択する。
    2. メニュー → ワークファイル → 選択部分をメモファイルにコピー
      を実行する。このとき、メモファイル名(A1)が保存される。
    3. 次のaかbを操作する。
      1. 他のテキストファイル(B)をアクティブにする。
      2. 鈴川エディタを終了し再び起動しファイル(B)を開く。
    4. Bファイルに対して次のいずれかの操作をすると、メモファイル名(A1)がメモファイルリスト、メモファイルポップアップメニューに表示されるのが正常動作であるが、一つも表示されない。これが不具合。
      1. メニュー → ワークファイル → メモファイル設定
      2. メニュー → ワークファイル → 選択部分をメモファイルにコピー
      3. メニュー → ワークファイル → メモファイルから貼り付け
      4. メニュー → ワークファイル → メモファイルから箱型貼り付け
    メモファイル名の保存と読み込みが、鈴川エディタのUnicode化に未対応であったのが原因。

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■ 2013-07-07(ver04.00.17)11回目

[バグ修正]
  1. 下記のディスク検索(GREP)
    1. メニュー → 検索 → ディスク検索
      (アクティブファイル、開いているファイル、ワークファイルフォルダ)
    2. メニュー → 検索 → 指定ファイル検索(GREP)
    3. メニュー → 検索 → フォルダ検索(GREP)
    を実行するとき、[ディスク検索]ダイアログボックスの[検索オプション]グループボックスで
    1. 英単語
    2. ワード
    3. 正規表現
    にチェックをつける場合、実行の結果、鈴川エディタ下部に表示される「ディスク検索リスト」で検索文字列が強調表示(初期設定:背景色Yellow、文字色Black)されないことがある。

    ディスク検索リストの検索文字列強調表示については、次のヘルプを参照。
    ヘルプ:目次:メインメニュー:検索:次を検索:a.次を検索:「次を検索」で複数ファイルを連続的に検索、置換する方法:Step17
[改良]
  1. 各種ダイアログボックス内に装備される[ファイルを見る]ボタンをクリックして表示される[ファイルを見る]ダイアログボックスで次のメニューを追加する。
    1. メニュー → ファイル → 文字コード変更
    2. メニュー → ファイル → UTF-7に変更
    ヘルプ参照。

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■ 2013-07-04(ver04.00.17)10回目

[バグ修正]
  1. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
    → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス
    このダイアログボックスで次のいずれか(a~c)を操作するとする。どれも同じ機能である。
    1. ワークファイルリスト内で右クリック。表示されるポップアップメニューで「検索」を選択する。
    2. ワークファイルリスト上部のM2ラベルをクリック。表示されるポップアップメニューで「検索」を選択する。
    3. ワークファイルリスト上部のページコントロールを表示。[操作 2]ページの[検索]ボタンをクリック。
    上記の操作によって[ディスク検索 - ワークファイルリスト - 選択]ダイアログボックスが表示される。このダイアログボックスの[検索ファイル]コンボボックスで複数のファイルマスクを指定する場合に不具合がある。
    [検索ファイル]コンボボックスで複数のファイルマスクを指定する場合、このヘルプでは各ファイルマスクの区切りはセミコロン(;)であると説明されているが、内部プログラムコードではセミコロンではなく縦棒(Vertical bar、| )がファイルマスクの区切りとして使用されている。このために複数のファイルマスクをセミコロンで区切って指定すると、ワークファイルフォルダに対するディスク検索(文字列検索)が実行されない、という不具合が出る。
    元々、ファイルマスクの区切り文字としては縦棒が使用されていたが、後に追加した[指定ファイル検索]ダイアログボックス:[M → ファイルマスク]ページ:ファイルマスクで区切り文字としてセミコロンを使用することにした。二つのファイルマスクの使用方法を説明するヘルプが不十分であったのが原因。
    この対策として、ファイルマスクの区切りをセミコロンでも縦棒でもどちらでもできるように改善した。検索しないファイルマスクも以前から指定できるのであるが、そのヘルプが削除されたままになっていたので、検索しないファイルマスクについてもヘルプを追加した。
    次のヘルプを参照。
    ヘルプ:目次:ダイアログボックス:検索系:ディスク検索:コントロール:検索ファイル:ファイルマスク

    上記のように複数のワークファイルフォルダをディスク検索するとき、[ディスク検索 - ワークファイルリスト - 選択]ダイアログボックスの[検索ファイル]コンボボックスで、*.*(すべてのファイルを検索)以外のファイルマスク(たとえば、*.cpp;*.h)を指定して実行した場合に次の不具合がある。
    このワークファイルフォルダに対するディスク検索の後、アクティブファイルまたは開いているファイル(たとえば、拡張子がtxtであると、ファイルマスク「*.cpp;*.h」に合致しない)に対してディスク検索を実行できないことがある。この不具合を修正。
[改良]
  1. 次のメニューを追加。
    メニュー → 検索 → フォルダ検索
    1. 任意のフォルダ内のファイルを検索できる。
    2. サブフォルダも検索できる。
    3. 検索ファイルの文字コードを一つ指定できる。
    4. 検索フォルダが一つだけ(サブフォルダを検索するとしても)の場合は
      メニュー → 検索 → 指定ファイル検索
      より操作が簡単。
    ヘルプ参照。
  2. メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス
    → [ディスク検索リスト]ページ:[DSL-3]ページ
    [検索行表示]グループボックスの文字数の設定範囲を4~524,288に拡大する。変更前は10~2048。
    ヘルプ参照。
  3. 次のメニューのサブメニュー(a~d)にビットマップを指定する。ツールバーにツールボタンとして表示できる。
    メニュー → 検索 → 次を検索
    1. 検索方向切替
    2. 置換
    3. 置換して検索
    4. すべて置換
  4. 外部ファイルの文字コードを自動判別する処理で、UTF-8をShift_JISやEUC_Jpとして、Shift_JISをEUC_Jpとして判別するケースがあるが、これを改良した。

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■ 2013-06-25(ver04.00.17)9回目

[改良]
  1. ■ 2013-06-21(ver04.00.17)6回目 [改良] 6
    メニュー → 検索 → 検索(置換)
    を実行するとき、[検索:確認]ダイアログ([置換:確認]ダイアログ)を表示することができる。
    検索状況を示す文字列(検索方向、検索置換の区別、検索文字列、置換文字列)がダイアログのタイトルバーに表示されていたが、文字が見にくい。これを改善するためにダイアログを次のように改良。
    1. タイトルバーのないウィンドウに変更する。
    2. 検索状況を示す文字列はウィンドウ内に表示する。
    3. ウィンドウの背景色をカーキ色に変更する。
    4. ダイアログの移動はダイアログの上半分(検索状況を示す文字列が表示される部分)をドラッグする。

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■ 2013-06-24(ver04.00.17)8回目

[改良]
  1. ■ 2013-06-21(ver04.00.17)6回目 [改良] 1
    [F3]キー(次を検索)を使用して複数ファイルに対して連続的に検索、置換を実行する場合の改良
    操作手順を追って示す。
    1. 二つ以上のファイルを開き、そのうちの一つ(Aファイル)をアクティブファイルにする。
    2. メニュー → 検索 → 置換
      → [置換]ダイアログボックス
      検索文字列を[A1文字列]、置換文字列を[A2文字列]、[置換オプション]:[確認]チェックボックスにチェックをつけて、[OK]ボタンをクリックすると、テキストウィンドウで[A1文字列]が強調表示される。
    3. 他のファイル(B)をアクティブファイルにする。
    4. Bファイルで[F3]キーを押し下げて離す操作を1回実行すると、置換に関するメニューが有効になり、Bファイルに対してもAファイルと同じ検索条件で置換を実行できるようになる。
    5. メニュー → 検索 → 置換
      → [置換]ダイアログボックス
      検索文字列を[B1文字列]、置換文字列を[B2文字列]として、「すべて置換」を実行する。[置換オプション]:[確認]チェックボックスにチェックをつけて、[OK]ボタンをクリックすると「すべて置換」を実行しない場合もあるが、それでもよい。
    6. Aファイルをアクティブファイルにする。
      Aファイルでは検索文字列[A1文字列]が強調表示されている。
    7. Aファイルでは[F3]キーを押し下げて離す操作を実行しないことにする。
      これが問題になる。
      Aファイルで[F3]キーを押し下げて離す操作を実行すると、AファイルではBファイルで検索文字列として設定(Step5)した[B1文字列]が強調表示されることになる。
    8. メニュー左端の「↓下方検索」をクリックして、サブメニューから「すべて置換」を選択して実行する。
    9. 結果は、Aファイルで[B1文字列]が[B2文字列]にすべて置換される。[A1文字列]は強調表示されたままの状態で残る。
      これは致命的な不具合というわけではないが、次のような誤解を招くかもしれない。
      『「Aファイルで「すべて置換」を実行するとき、強調表示されているのは[A1文字列]である。「すべて置換」を実行すれば、当然、結果は[A1文字列]が[A2文字列]にすべて置換されるはずである』

    上記の操作例でStep7の次にStep8で、「置換」「置換して検索」「すべて置換」を実行するとき、次のような動作をすることに改めた。

    1. [F3]キーを押し下げる操作と同じ処理を実行する。
      その結果、[B1文字列]が検索文字列として強調表示される。
    2. 次のような確認メッセージボックスを表示する。
        検索文字列は変更されました。
        東京        // [A1文字列]
        ↓
        京都        // [B1文字列]
      
        すべて置換:
        京都        // [B1文字列]:検索文字列
        ↓
        Kyoto       // [B2文字列]:置換文字列
        実行しますか?
      
      ダブルスラッシュ(//)以降はコメントで、メッセージには表示されない。

  2. 「すべて置換」を実行するとき、次のような確認メッセージボックスを表示することにした。
      すべて置換:
      京都        // 検索文字列
      ↓
      Kyoto       // 置換文字列
      実行しますか?
    
  3. 検索、置換で[確認]ダイアログを表示できるが、はじめに表示される位置を鈴川エディタメインウィンドウの右上隅に変えた。キャプション右側に三つのボタンがあるが、その左側になる。

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■ 2013-06-22(ver04.00.17)7回目

[バグ修正]
  1. ■ 2013-06-21(ver04.00.17)6回目 [改良] 1
    [F3]キー(次を検索)を使用して複数ファイルに対して連続的に検索、置換を実行する場合に、次の不具合がある。
    操作手順を追って示す。
    1. 二つ以上のファイルを開き、そのうちの一つ(Aファイル)をアクティブファイルにする。
    2. メニュー → 検索 → 置換
      → [置換]ダイアログボックス
      ここで必要な設定をするが、次の2点が不具合の原因になる。
      1. [置換オプション]:[確認]チェックボックスはチェックをはずす。
      2. [置換オプション]:[全部]チェックボックスはチェックをつける。
      [OK]ボタンをクリックして、Aファイルに対して「すべて置換」を実行する。
    3. 他のファイル(B)をアクティブファイルにする。
    4. Bファイルで[F3]キーを押し下げて離す操作を1回実行する。
    5. メニュー左端に「↓下方検索」が表示される。ここをクリックするとサブメニューが表示され、検索、置換に関するメニューが有効になっているのがわかる。
    6. Bファイルで「次を検索」を実行するつもりで、もう一度[F3]キーを押し下げると、「次を検索」ではなく、「すべて置換」が実行されてしまう。これが不具合。
    6で[F3]キーを押し下げたとき、「次を検索」が実行されるように修正した。
    この場合、「すべて置換」は、[Shift] + [Alt] + [F3]キーを押し下げるか、メニュー左端の「↓下方検索」をクリックして、表示されるサブメニューの「すべて置換」を選択すると実行できる。

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■ 2013-06-21(ver04.00.17)6回目

[バグ修正]
  1. メニュー → 検索 → 検索(置換、ディスク検索)
    → [検索]ダイアログボックス
    [検索文字列]、[置換文字列]コンボボックスにアルファベットを含む文字列(A)を指定するとき、A文字列と同じ文字列でアルファベットの大小が一部異なる文字列(B)が既にコンボボックスリストの項目の一つとして存在する場合、A文字列を指定できない、よって、検索も置換もできない、という不具合がある。
    たとえば、B文字列が「ABC12」であるとき、A文字列に「abc12」「Abc12」「aBC12」などを指定できない。
    この原因は次のようなものである。
    コンボボックスで指定した検索文字列、置換文字列が重複してコンボボックスリストに追加されることがないように、指定文字列がコンボボックスリストに存在するかどうかチェックする必要がある。このチェックは指定文字列とコンボボックスリストの各文字列を比較して一致するかどうか調べることである。問題は二つの文字列を比較する際、大文字小文字を区別するかどうかである。鈴川エディタでは「コンボボックス」クラスの文字列比較関数をそのまま使用していたが、この文字列比較関数は、大文字小文字を区別しないのが標準になっている。大文字小文字を区別しないと、「ABC12」と「abc12」は同じ文字列であると判定される。結果としてコンボボックスに問題の指定文字列を追加できず、結局、検索も置換もできない、という不具合がでることになった。
    [検索文字列]、[置換文字列]の両コンボボックスで追加文字列をチェックする際、使用される文字列比較関数が大文字小文字を区別するかどうか注意すべきであったが、鈴川エディタのUnicode化、64bit化の作業過程で見逃されたものである。
  2. アクティブファイルに対して、次の条件で置換を実行すると、置換に対するUndoで置換した文字列が元の文字列に戻らない。
    1. 検索文字列にアルファベットを含む。
      (置換文字列は任意の文字列でかまわない)
    2. 大文字小文字の区別をしない。
    3. 「すべて置換」を実行する。
      (一つ一つ確認しながら、置換する場合は問題ない。Undoで、置換した文字列を元の文字列に戻すことができる)

    簡単な例をあげる。
    検索文字列:aBc
    置換文字列:日本
    大文字小文字の区別はしない
    テスト用のテキストは下記の通りとする。
      ABC123
      456aBC
      7Abc89
    
    「すべて置換」を実行すると、下記のテキストになる。
      日本123
      456日本
      7日本89
    
    「すべて置換」に対するUndoを実行すると、下記のテキストになり、置換した文字列が元に戻らない。すべて「abc」になる。
      abc123
      456abc
      7abc89
    
  3. 検索、置換で検索実行中、検索方向を示す文字列(↓下方検索、↑上方検索)がメニューバー左端に表示されるが、[F3]キー(ショートカットキー)を押し続けて連続的に「次を検索」を実行すると、メニューバーの表示がちらつく不具合がある。
[改良]
  1. [F3]キー(次を検索)を使い、開いている複数ファイルに対して同じ検索条件(検索文字列、置換文字列、検索オプション、置換オプション)で連続的に検索(置換)を実行できるように改良。
    操作方法については次のヘルプを参照。
    ヘルプ:目次:メインメニュー:検索:次を検索:a.次を検索:「次を検索」で複数ファイルを連続的に検索、置換する方法
  2. メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス:[確認]ページ
    検索・置換の↓下方検索、↑上方検索にそれぞれ[表示文字]テキストボックスを追加する。
    検索方向文字列「↓下方検索」「↑上方検索」を変更できるようにした。ヘルプ参照。
  3. 以下(a~b)のダイアログボックス(Aとする)はアクティブなテキストウィンドウ(Bとする)のメニューを実行することで表示される。開いているテキストウィンドウが複数あり、その二つ以上のテキストウィンドウに対して、ダイアログボックス(A)のメニューを実行しようとするとき、そのメニューを実行後、開いている必要がなくなったアクティブなテキストウィンドウ(B)を閉じると、親ウィンドウ(B)が閉じられたために、同時に子ウィンドウであるダイアログボックス(A)も自動的に閉じてしまい、未だダイアログボックス(A)のメニューを実行していないテキストウィンドウが残っていると、ダイアログボックスのメニューを実行するために再度ダイアログボックスを表示しなければならないという不便がある。
    この不便を解消するために次のように改善した。
    ダイアログボックス(A)の親ウィンドウをアクティブなテキストウィンドウ(B)ではなく、鈴川エディタメインウィンドウとすると、テキストウィンドウ(B)が閉じられてもダイアログボックス(A)が同時に閉じることはなく、ほかのテキストウィンドウに対しても連続的にダイアログボックス(A)のメニューを実行できる。
    ただし、すべてのテキストウィンドウが閉じても、ダイアログボックス(A)は表示されたままになるので、閉じる操作が必要になる。鈴川エディタが終了するときは、ダイアログボックス(A)も自動的に閉じる。
    1. メニュー → 編集 → テキスト選択
      → [テキスト選択]ダイアログボックス
    2. メニュー → 検索 → ジャンプ → 指定位置へジャンプ
      → [ジャンプ]ダイアログボックス
  4. メニュー → 検索 → ファイル比較
    → [ファイル比較の設定]ダイアログボックス
    1. ダイアログボックスのヘルプに「操作」を追加した。二つのファイルを比較する操作方法の手順を示す。
    2. ダイアログボックスのキャプションは、「ファイル比較の設定」が正常であるが、「ファイル比較の設定(&M)」と表示されるバグがある。これを修正した。
  5. メニュー → 検索 → 検索(置換)、次を検索
    を実行すると、メニュー左端に検索方向を示す文字列(↓下方検索、↑上方検索)が表示される。
    これをクリックするとサブメニューが表示される。このサブメニューに「ヘルプ」メニューを追加。このヘルプを選択すると、サブメニューに関するヘルプが表示される。
  6. メニュー → 検索 → 検索(置換)
    を実行するとき、[検索:確認]ダイアログ([置換:確認]ダイアログ)を表示することができる。このダイアログを次のように改良した。
    1. ダイアログがアクティブであるときは、ダイアログはウィンドウのすべてを表示する。しかし、ダイアログからテキストウィンドウなどにフォーカスが移動すると、ダイアログはキャプションだけの高さになり、ボタンは表示されない。キャプションをクリックすると、再びダイアログ全体が表示され、ボタンを操作できる。
    2. ダイアログが表示される位置を検索(置換)の対象となるテキストウィンドウの右上にする。
    3. ダイアログのキャプションに、検索方向を示す矢印と検索か置換かの区別(↓検索、↑置換など)、検索文字列、置換文字列(置換のときのみ)を表示する。

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■ 2013-06-07(ver04.00.17)5回目

[バグ修正]
  1. [ファイルを見る]ダイアログボックス(テキストウィンドウ)の不具合

    メニュー → ファイル → 部分的にファイルを開く
    → [部分的にファイルを開く]ダイアログボックス
    と同時に表示している[ファイルを見る]ダイアログボックス(テキストウィンドウ)で以下(a~e)の操作をして、[ファイルを見る]ダイアログボックス(設定)を起動しようとすると、鈴川エディタはフリーズして操作不能に陥る。

    1. メニュー → ファイル → ファイルを見る
    2. テキストウィンドウ内で右クリック → ポップアップメニュー → ファイル → ファイルを見る
    3. [Set]ボタンをクリックする。
    4. [ファイルを見る]テキストウィンドウ上部の[文字コード]ラベルをクリックする。
    5. [ファイルを見る]テキストウィンドウ上部の[ファイルサイズ]ラベルをクリックする。

    [部分的にファイルを開く]ダイアログボックスと[ファイルを見る]ダイアログボックス(テキストウィンドウ)の二つが同時に表示される場合は、次の二通りある。

    1. [部分的にファイルを開く]ダイアログボックスで[ファイルを見る]ボタンを実行して、[ファイルを見る]ダイアログボックス(テキストウィンドウ)を表示する。
    2. モードレスダイアログである[部分的にファイルを開く]ダイアログボックスが表示しているとき、他のダイアログボックス、たとえば[ファイルを開く]ダイアログボックスで[ファイルを見る]ボタンを実行して、[ファイルを見る]ダイアログボックス(テキストウィンドウ)を表示する。

    この不具合は以前はなかったものであるが、
    ■ 2013-04-17(ver04.00.10) [改良] 1
    でウィンドウ親子関係を変更したために生じた不具合である。

    不具合の対策として、[部分的にファイルを開く]ダイアログボックスと同時に表示している[ファイルを見る]ダイアログボックス(テキストウィンドウ)で上記のa~eの操作を実行できないようにした。

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■ 2013-06-05(ver04.00.17)4回目

[バグ修正]
  1. ■ 2013-06-04(ver04.00.17)2回目 [バグ修正] 1
    をもう一度。
    検索、置換を実行する際、エラーが発生するプログラムコードは特定していたが、このプログラムコードのどこが悪いのか、この2、3日まったくわからなかった。しかし、今度は原因を突き止めた。
    検索、置換時に表示する[確認]ダイアログ(「次を検索」「置換」「置換して検索」「すべて置換」「検索方向切替」「閉じる」などのボタンを備える)を、同じコントロール名で2箇所で定義していたのが原因。エラーが発生するプログラムコード自体は問題ない。

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■ 2013-06-05(ver04.00.17)3回目

[バグ修正]
  1. ■ 2013-06-04(ver04.00.17)2回目 [バグ修正] 1
    をもう一度
  2. メニュー → 検索 → 検索
    → [検索]ダイアログボックス
    右上の[切替]ボタンをクリックするとダイアログボックスが
    検索 → 置換 → ディスク検索
    の順序で切り替わるのが正常であるが、
    検索 → 置換 → 検索
    の順序で切り替わり、[ディスク検索]ダイアログボックスに切り替わることがない。
[改良]
  1. メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス:[確認]ページ:[検索・置換]グループボックス
    に次の二つのオプションを追加。文字と背景の色を指定できる。
    1. ↓下方検索
    2. ↑上方検索

戻る

■ 2013-06-04(ver04.00.17)2回目

[バグ修正]
  1. 複数のテキストウィンドウ、「ファイルを見る」ウィンドウのテキストファイルに対して、[確認]ダイアログ(「次を検索」「検索方向切替」「閉じる」などのボタンを備える)を表示しながら、検索または置換を実行するとき、
    1. メニュー → 検索 → 検索
      を実行できなくなる。
    2. メニュー → 検索 → 次を検索
      などのメニューを実行するとき、エラーが発生する。
    などの不具合がでる場合がある。

戻る

■ 2013-06-03(ver04.00.17)

[バグ修正]
  1. 折り返し(ワードラップ)が、テキストの最後まで実行されない場合がある。このため、テキストの閲覧も編集も正常にできなくなる。
    ■ 2013-05-05(ver04.00.14) [改良] 1-b
    で修正したコードに不備があったのが原因。
  2. [ファイルを見る]ダイアログボックスで検索を実行中、表示される[確認]ダイアログ(「検索」「検索方向切替」「閉じる」などのボタンを備える)が、[ファイルを見る]ウィンドウをクリックするなどしてフォーカスを移動すると、[ファイルを見る]ウィンドウの下に隠れてしまう。これは[確認]ダイアログの親ウィンドウを鈴川エディタのメインウィンドウとしていたのが原因であるが、親ウィンドウを[ファイルを見る]ウィンドウに修正した。
    [ファイルを見る]ダイアログボックスで[ジャンプ]ダイアログボックスを使う場合も同様に下に隠れてしまうが、同様に修正した。
[改良]
  1. メニュー → 検索 → 次を検索
    に[検索方向切替]メニューを追加。ヘルプ参照。
  2. 各テキストウィンドウ内で検索、置換を実行するとメニュー左端、「ファイル」の左側に「↓下方検索」または「↑上方検索」を表示するようにした。「ファイルを見る」「ディスク検索リスト」の場合も同じ。
  3. メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス:[確認]ページ
    [検索・置換]グループボックスの[検索:確認ダイアログボックス表示]チェックボックスを削除。
  4. メニュー → 検索 → 検索
    → [検索]ダイアログボックス
    [確認ダイアログ]チェックボックスを追加。ヘルプ参照。
  5. メニュー → 検索 → 置換
    → [置換]ダイアログボックス
    [確認ダイアログ]チェックボックスを追加。ヘルプ参照。

戻る

■ 2013-05-23(ver04.00.16)

[バグ修正]
  1. テキストウィンドウが一つ以上開いているとき、表示中のモードレスダイアログボックス内のテキストボックスやコンボボックスで[Ctrl] + [C]キー、[Ctrl] + [V]キーなどのショートカットキーを操作すると、アクティブウィンドウのテキストに対して作用してしまう。
    元々、こういう場合に対処するプログラムを、すべてのダイアログボックスの継承元クラスで備えていたのだが、
    ■ 2013-04-17(ver04.00.10) [改良] 1で、そのプログラムを不用意に削除してしまったのが原因。
  2. 以下のダイアログボックス内の数値ではなく文字列を入力するテキストボックスでクリップボードからテキストの貼り付けを実行すると、同じテキストが二回貼り付けれる、という不具合がある。
    1. 文字列を一つだけ入力するダイアログボックス
    2. [個別オプション]ダイアログボックス:[禁則処理]ページ
      行頭禁則文字、行末禁則文字
    3. [個別オプション]ダイアログボックス:[色分け]ページ:追加強調文字:追加
      → [強調文字の設定]ダイアログボックス
      強調文字グループ名、強調文字の入力
[改良]
  1. 鈴川エディタの利用ライセンスを購入する場合、ライセンス申込者はライセンスキーファイルを取得するために、パソコン情報(マザーボード、CPU、Macアドレス、WindowsOSのプロダクトID)を暗号化したファイル(ライセンス申請用添付ファイル)を鈴川エディタ作者にメールに添付して送付する必要があったが、このパソコン情報を鈴川エディタ作者に送付しなくても(知らせなくても)、ライセンスキーファイルを作成する方法を考案した。

    ライセンスキーファイルの取得手順は次の通り

    1. メニュー → ヘルプ → バージョン情報
      → [バージョン情報]ダイアログボックス:[ライセンス]ボタン
      → [ライセンス]ダイアログボックス
      [A:ライセンスキーファイル作成]ページで、ライセンス申込者はパソコン情報ファイルとライセンス申し込みファイルを作成し、ライセンス申し込みファイルだけを鈴川エディタ作者に送付する。
      パソコン情報ファイルにはパソコン情報(マザーボード、CPU、Macアドレス、WindowsOSのプロダクトID)と「ライセンス連結ID」が記録され暗号化されている。ライセンス申し込みファイルにはユーザー名、ライセンス形態、利用タイプ、使用期間、「ライセンス連結ID」が暗号化されずにそのままのテキスト(UTF-8)で記録されている。
      ライセンス連結IDはパソコン情報ファイルを作成した時間と、ランダムに生成した数字とアルファベットから成る記号をつなげたものである。
    2. 鈴川エディタ作者はライセンス申し込みファイルの情報を元にライセンス情報ファイル(利用期間、ファイルサイズ、行数、ライセンス形態などの情報を収納した暗号化テキスト)を作成し、ライセンス申込者に送付する。
    3. ライセンス申込者は[ライセンス]ダイアログボックスの[B:ライセンスキーファイル作成]ページでパソコン情報ファイルとライセンス情報ファイルを基にしてライセンスキーファイルを作成する。
    4. 以後、ライセンス申込者(ライセンス取得者)はこのライセンスキーファイルを[ライセンス]ダイアログボックスの[C:ライセンスキーファイル設定]ページでインストールすれば、鈴川エディタを利用できる。
    [ライセンス]ダイアログボックスのヘルプ、ライセンスキーファイルを参照。
  2. ライセンスキーファイルの拡張子を".slk"から".lse"に変更した。

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■ 2013-05-10(ver04.00.15)

[バグ修正]
  1. Explorerから鈴川エディタにファイルをドロップするとき、同名ファイルのワークファイルフォルダが存在すると、[同名ファイルを開く]ダイアログボックス(Aとする)が表示される。このとき、鈴川エディタメインウィンドウとダイアログボックス(A)がExplorerウィンドウの下(背面)に隠れて見えない場合がある。ユーザーは見えないが待機状態にあるダイアログボックス(A)に気づかず操作が行われないまま動作が進行しない状況が出来する。
    こういうとき、鈴川エディタメインウィンドウとダイアログボックス(A)がExplorerウィンドウより上(前面)に表示されるように改善した。
[改良]
  1. メニュー → 編集 → 文字変換
    → [文字変換]ダイアログボックス
    1. カタカナの半角から全角へまたは全角から半角へ文字変換した場合、そのUndoでエラーが発生する。
      文字変換実行関数とそのUndo実行関数で、変換文字の長さを扱う内部データの型が異なっていたのが原因。
    2. [実行で閉じる]チェックボックスにチェックをつけて実行してもダイアログボックスが閉じない不具合を修正。
    3. [Undo]チェックボックスを追加。
      チェックボックスのチェックをはずずと、Undoに必要なデータを保存しないで文字変換を実行する。処理時間は随分短縮される(たとえば、1/10以下)。その代わりUndoで元に戻すことはできなくなる。
    aとbは鈴川エディタのユニコード化と64ビット化の過程で生じた不具合。
    ヘルプ参照。

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■ 2013-05-05(ver04.00.14)

[バグ修正]
  1. テキストウィンドウ内で任意の文字(Aとする)をクリックしてその文字位置にカーソルを移動しようとするとき、移動先のA文字の左側または右側を目掛けてクリックする。このとき、マウスボタンを押し下げたポイント(A文字の幅内)からA文字の左側または右側にマウスカーソルが、わずかはあるが、移動することがある。この動作が、マウスを押し下げドラッグしてテキスト(A文字を含む文字列)選択しようとしたものと捉えられ、テキスト選択中であるかどうかを示す内部データ(Bとする)がTrueに設定されてしまう。このとき、文字(A文字付近)は一つも選択されてはいないが、このBデータ(True)が悪影響する場合がある。
    たとえば、「すべて置換」、そのUndo、そのRedoの実行前に、テキストウィンドウ内の文字をクリックするなどの操作をすることにより内部データBがFalseからTrueに変更されると、その処理時間が極端に長くなる。たとえば、約1GB、約1千万行のテキストファイルで約150万個の文字を置換する場合、正常ならば30~40秒程度の処理時間が1時間もかかるという場合がある。
  2. ■ 2013-04-17(ver04.00.10) [改良] 3
    Window右上隅の[最小化]ボタンを無効にしたダイアログボックスで、もう一つの[-]ボタン(ウィンドウ最小化ボタン)が残っていたがこれを削除した。
    1. [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス
    2. [しおり]ダイアログボックス
[改良]
  1. メニュー → 検索 → 置換
    → [置換]ダイアログボックス
    1. 置換の実行で「しおり」の位置が少し移動する不具合を修正する。
    2. テキストが折り返し状態にあるとき、置換(上から下へ)を実行するとエラーが発生する。この不具合を修正。
    3. すべて置換のUndo、Redoが極端に遅くなる場合がある。原因:[バグ修正] 1
    4. 置換を実行するプログラムを一部修正。
    5. 置換オプションに[Undo]チェックボックスを追加する。「すべて置換」した後、Undoで元に戻すことができるようにするかどうか指定する。
      ヘルプ参照。

戻る

■ 2013-04-26(ver04.00.13)

[バグ修正]
  1. ■ 2013-04-23(ver04.00.12) [バグ修正] 1
    Undo、Redoの合間にあちらこちらカーソル移動した後UndoまたはRedoを実行するとカーソルが元の編集位置に戻ることになるが、このとき実行されるプログラムコードを一部改良した。
  2. 外部ファイルを読み込んで開いて閉じた後、[ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックスから再び開くと、テキストの行間スペースが、外部ファイルを読み込んで初めて開いたときより、少し大きくなって表示される。これはCSV整列した場合の初期設定値の行間スペースが、CSVファイルでもなくCSV整列でもないテキストファイルに対しても作用したのが原因。
[改良]
  1. 下記のメニューを追加する。
    メニュー → 編集 → 削除A
    実行時に削除するテキストを保存しないので、処理は速い。その代わり、すべてのUndo、Redoが無効になり、以前の編集に戻すことはできない。
    ヘルプ参照。

戻る

■ 2013-04-23(ver04.00.12)

[バグ修正]
  1. いくつかの任意の編集でテキストファイルを変更した後、それに対するUndo、Redoを実行する合間にあちらこちらカーソル(カレット)移動をする。カーソル移動した任意の位置(Aとする)で、[Ctrl+Z]キー(Undo)または[Ctrl+Y]キー(Redo)を押し下げると、カーソルは元の位置(最後に編集、Undo、Redoを実行した位置、Bとする)に戻り、続けて[Ctrl+Z]キーまたは[Ctrl+Y]キーを押し下げるとUndoまたはRedoが実行されるのが正常な動作である。
    ところが、Aカーソル位置で、Ctrlキーを押しながら、Zキー(Undo)またはYキー(Redo)を素早く2回以上押し下げると、Bカーソル位置に移動しないで、Aカーソル位置でUndoまたはRedoが実行されてしまうことがある。
    この不具合の原因は現在きちんと把握できないが、[Ctrl+Z]キーまたは[Ctrl+Y]キーの一回の押し下げ操作でUndoまたはRedoを開始した後、それが完了するまで次の動作に移らないようにするプログラムコードを追加した。

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■ 2013-04-23(ver04.00.11)

[バグ修正]
  1. ワークファイル文字コードがShift_JISまたはUTF-8(Unicodeは問題ない)であるアクティブファイルのカーソル位置に外部ファイルを連続的に挿入する操作(下記のメニュー)で、その操作とそのUndoは問題ないが、Redoの動作が極端に遅くなる。
    一行あたりの文字数が大きい(行が長い)テキストファイルに対する対応で一部変更したプログラムコードが悪影響した。
    1. メニュー → ファイル → カーソル位置に読み込む → 単独ファイル
    2. メニュー → ファイル → カーソル位置に読み込む → 複数ファイル
    3. メニュー → ファイル → カーソル位置に読み込む → 分割ファイル
  2. メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス:[タブ]ページ:[ウィンドウタブ]グループ

    [種類]ラジオグループで「タブ」を指定した場合、二つ以上のテキストファイルを開いているとき、アクティブではないウィンドウタブ(切り替えタブ)をクリックしてテキストウィンドウを切り替えようとすると、そのテキストウィンドウが閉じてしまう不具合がある。
    アクティブファイルのウィンドウタブをクリックするとそのテキストウィンドウが閉じるのは仕様であるから問題ない。[種類]ラジオグループで「フラットボタン」「ボタン」を指定する場合は仕様どおりの動作をする。
    「タブ」を指定する場合のみ上記の不具合がある。鈴川エディタでは「タブ」だけを特殊に扱うことはしていない。現在、不具合の原因は不明であるが、「タブ」の場合も「フラットボタン」「ボタン」と同じ動作をするように改めた。

  3. メニュー → 検索 → 置換

    上から下に向かって「すべて置換」を実行する。そのUndoを実行する。さらにそのRedoを実行すると、すべての置換は正常に実行されるが、それが終了するとき、[編集経過]ダイアログボックスで実行置換数がすべての置換数よりすこし少ない、つまり100%に達していない。これは最終段階で実行した置換の数が[編集経過]ダイアログボックスの表示に反映されていないのが原因。

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■ 2013-04-17(ver04.00.10)

[バグ修正]

以下の不具合はver04.00.00(コントロールテキストのUnicode化と64bit化)の作成過程でできたものである。

  1. メニュー → オプション → 個別オプション → 色分け
    1. アルファベットの文字列に対する色分けができない。
    2. 正規表現を指定すると、英文字の大小を区別しないで色分けすることができない。
    対象文字列に含まれるアルファベットの色分けで大小文字の区別がきちんと整理されていなかったのが原因。
  2. メニュー → 検索 → 置換
    1. 上から下に向かって「すべて置換」を実行できる。そのUndoも実行できる。しかし、この後、Redoがうまくできない。
    2. 下から上に向かって「すべて置換」をうまく実行できない。
  3. メニュー → オプション → 個別オプション
    → [個別オプション]ダイアログボックス:[禁則処理]ページ
    次のテキストボックスのキャプションで右クリックすると表示される[オプション設定の変更]ダイアログでラジオボタンをクリックすると、エラーが発生する。
    1. 行頭禁則文字
    2. 行末禁則文字
    エラーの原因はこの二つのテキストボックスのクラス名が[個別オプション]ダイアログボックス内の他のテキストボックスと異なることにある。
    [個別オプション]ダイアログボックス:[すべての変更]ボタンで表示される[すべてのオプション]ダイアログでラジオボタンをクリックする場合もエラーが発生するが、原因は同じ。
  4. メニュー → 検索 → ファイル比較
    → ファイル比較実行
    下から上に向かって二つのファイルを比較する場合で、ファイル先頭まで比較して異なる文字が見つからないとき、表示される[編集経過]ダイアログボックスのプログレスバーは右端(100%)に達するはずであるが、少し残したまま終わってしまう。
[改良]
  1. 鈴川エディタで使用される各ウィンドウ(ダイアログボックス)の親子関係を修正し、呼び出し元のウィンドウと呼び出されるウィンドウの上下関係(Zオーダー)を改善した。
  2. [フォルダーの参照]ダイアログについて、3つのダイアログから選択できるようにした。
    メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス:[その他]ページ
    「[フォルダーの参照]ダイアログ:使用タイプ」ラジオグループボックス
  3. サイズ変更できるダイアログボックスで[最小化]ボタンと[最大化]ボタンがついているものがいくつかあったが、その[最小化]ボタンを無効にして最小化できないように変更した。最大化はいままでどおりできる。

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■ 2013-04-08(ver04.00.09)

[改良]
  1. [フォルダーの参照]ダイアログについて、二つのダイアログ、Windows共通のものと鈴川エディタ独自のもののうち、どちらを使用するか選べるようにした。
    メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス:[その他]ページ
    「[フォルダーの参照]ダイアログ:Windows共通ダイアログ使用」チェックボックス

戻る

■ 2013-03-14(ver04.00.08)

[バグ修正]
  1. ディスク検索(GREP)の検索結果を表示するディスク検索リスト(DSL)で不具合がある。検索文字列の検索位置が検索行で先頭からおおよそ100文字目より大きくなると、DSLで検索行の文字列が表示されない場合がある。この不具合は、一行の文字数が大きいテキストファイルで起こりやすい。
  2. 「ファイルを開く」「名前をつけて保存」などの「ファイル選択」ダイアログで拡張子のフィルターに問題がある。
    共通オプション:ダイアログボックス:ファイルの種類で指定するフィルターの1番目が「ファイル選択」ダイアログの「フィルター」コンボボックスで抜け落ちる不具合がある。
    フィルターのセット(テキストファイル)の保存文字コードはUTF16LE(BOM)に変更されたが、読み込みでBOMが考慮されていなかったのが原因。
  3. 一つ以上ファイルが開いているとき、ウィンドウ切り替えタブでアクティブファイルのタブを右クリックすると、ポップアップメニューが表示される。この中で「同じフォルダで開く」メニューを選択すると、機能が異なる「同じファイルを開く」メニューと同じ動作をするが、これは不具合。
[改良]
  1. 鈴川エディタインストールの最後の段階で「五つのフォルダ」を指定するが、このダイアログボックスを改良する。
    1. ダイアログボックス上部に
      五つのフォルダは必ず指定しなければならない旨のメッセージを表示する。
    2. ダイアログボックス下部に[Explorer]ボタンを追加。
    3. 五つの[参照]ボタンをそれぞれクリックすると、フォルダを参照するダイアログが表示される。
      このダイアログは、以前は鈴川エディタ独自のものであったが、Windows共通の[フォルダの参照]ダイアログに変更した。
      鈴川エディタ独自の[フォルダの参照]ダイアログはインストールの終了後に使われる。
    4. 五つのフォルダを設定後、[OK]ボタンをクリックした場合、それに続く次の動作を変更した。
      この具体的動作はインストール・アンインストール・ライセンスキーファイル:五つのフォルダを参照。
    5. インストールキーファイルの有効期限が過ぎている場合、以下の手順で操作するときの動作を改善する。
      1. 鈴川エディタを起動すると、[ライセンスエラー]メッセージボックスが表示される。
      2. この後、有効なライセンスキーファイルを設定しないで、結局、鈴川エディタを終了するとする。
      3. 再び、インストールキーファイルを設定しようと鈴川エディタを起動すると、
        [ライセンスエラー]メッセージが表示される前に
        [五つのフォルダ]ダイアログボックスが表示される。
      3のステップで、「五つのフォルダ」について、以前の設定通りで変更する必要がなくても、[五つのフォルダ]ダイアログボックスが表示されるのであるが、この表示を飛ばして、[ライセンスエラー]メッセージボックスが表示されるように改善した。
  2. メニュー → ヘルプ → CSVファイル整列
    → [CSVファイル整列]ダイアログボックス
    1. 項目リストはStringGridコントロールで作成されている。StringGridには元々、複数行の選択機能はないが、項目リストで使用するために複数行の選択ができるようにした。(■ 2013-02-22(ver04.00.05)[改良] 1)鈴川エディタで多用されているListViewは複数行の選択機能があるが、項目リストで使用されるStringGridの複数選択とは異なる。
      今回、StringGridの複数選択をListViewと同じ操作で行うように変更した。

      ヘルプ > 補足説明 > 「リストビュー」コントロール > 複数選択
      の説明は間違いがあるので今回、修正した。

      ただし、ListViewはマウスドラッグで複数選択はできないが、StringGridはできる。これについては次のヘルプを参照。
      ヘルプ > 補足説明 > 「ストリンググリッド」コントロール > 複数選択

      StringGridで複数選択する操作方法は
      ■ 2013-03-01(ver04.00.07)
      の時点で既に改善していたが、関連するヘルプの修正が終わっていなかった。

    2. 項目リストで右クリックするとポップアップメニューが表示される。これを次のように変更した。
      1. 項目リストのヘッダーで右クリックすると、以下のメニューが表示される。
        1. 自動CSV整列
        2. 項目幅調整(新規)
        3. 項目上下余白(新規)
        4. フォント設定(新規)
        5. ヘルプ
      2. 項目リストのワークエリアで右クリックすると、以下のメニューが表示される。
        1. アクティブ項目表示
        2. カレント行表示(新規)
        3. 選択(変更)
        4. 選択解除(変更)
        5. 選択反転(変更)
        6. ヘルプ
    3. [オプション]コントロールページに[選択]ページを追加。
      項目リスト(StringGrid)で任意の2行間を選択、選択解除、選択反転ができる。
    4. 項目リスト内の右クリックで表示されるポップアップメニューで
      「アクティブ項目表示」メニューを実行すると、複数選択されている項目リストの選択状態が、以前は、解除されたが、解除されない(維持される)ように改善した。
    ヘルプ参照。
  3. メニュー → ファイル → ファイルを開く
    → [ファイルを開く]ダイアログボックス
    [ファイル名]テキストボックスの上部に次の二つのチェックボックスを追加。
    1. [同じフォルダ]
    2. [同じ拡張子]
    ヘルプ参照。
  4. アクティブファイル(ワークファイルフォルダ)のディスク検索(検索結果を鈴川エディタ下部のディスク検索リスト=DSLに保存)で、一行が長く(たとえば、文字数20万以上)検索文字列が一行のうちに多数(たとえば、7,000個)あるとき、その処理速度が遅い。同一のファイルを外部ファイルとしてディスク検索(GREP)する場合に比べると、大雑把にいって10倍から20倍長い時間がかかる。これを改善した。3分以上かかっていた処理時間を約10秒に短縮した。随分の時間短縮にみえるが、実は改善する前のプログラムコードが悪すぎたということだ。行が長く一行に多数の検索文字列が存在する状況を全く想定していなかった。
  5. ディスク検索(GREP)で、検索した文字列の数が少ない(100以下)と、ディスク検索中に表示される検索経過ダイアログボックスで、検索文字列数の表示が更新されず、結局、ディスク検索の終了まで検索文字列数がわからないということがある。
    一つ一つのファイルで、検索したファイルサイズが数MBを超える度に、また、ファイル一つの検索が終了する度に、検索文字列数を更新するように改善した。
  6. アクティブファイルで検索するときやディスク検索(GREP)の結果をディスク検索リスト(DSL)で表示するとき、検索文字列を強調表示(背景色:黄色、文字色:黒)するかどうか指定できるが、「強調表示しない」のが初期設定であった。これを、初期設定では「強調表示する」に変更した。

戻る

■ 2013-03-01(ver04.00.07)

[バグ修正]
  1. 外部ファイルのディスク検索(GREP)がたいへん遅い。これはディスク検索中の進捗状況を表示するダイアログボックスで検索文字数の表示方法に問題があったのが原因。

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■ 2013-02-23(ver04.00.06)

[バグ修正]
  1. CSV整列したCSVテキストファイルで検索文字列(初期設定:背景色緑、文字色白)、しおりマーク(初期設定:背景色水色、文字色黒)の表示が具合が悪い。

    検索文字列、しおりマークの背景色がその先頭文字位置から行末まで塗りつぶしてしまう不具合がある。他の不具合を修正するためにテキスト描画のプログラムでコードを一部追加したのであるが、それが検索文字列、しおりマークの描画を乱すことになった。

  2. CSV整列したCSVテキストファイルでテキストエリアを右クリックするとポップアップメニューが表示される。その中でCSVファイルに関するメニューが上方で三つ並んで見える。その中の一つ「CSV整列情報削除」メニューに不具合がある。

    正常動作の場合、「CSV整列情報削除」メニューを実行すると直ちにCSVテキストファイルはCSV整列が解除されてCSV整列情報は削除される。もう一度、右クリックして表示されるポップアップメニューにはCSVファイルに関する三つのメニューは現れない。

    これが正常動作であるが、これに対して、次のような動作は正常ではない。

    「CSV整列情報削除」メニューを実行しても直ちにCSVテキストファイルはCSV整列が解除されず、もう一度、右クリックして表示されるポップアップメニューには現れてはならないはずのCSVファイルに関する三つのメニューが現れる。このとき、CSV整列情報は既に削除されたはずであるが、三つのCSVファイルに関するメニューのうち、一番上の「CSV整列」メニューにはチェックがついている。さらにこの「CSV整列」メニューを選択するとエラーが発生する。

  3. メニュー → ヘルプ → CSV → CSVファイル整列
    → [CSVファイル整列]ダイアログボックス
    → [余白]ページ
    [項目上下余白]テキストボックスの設定値がこれを適用した、CSV整列したCSVファイルできちんと反映されない。「ファイルを開く」、「部分的にファイルを開く」、「ファイルを見る」のいずれの場合でも、きちんとCSVテキスト表示に反映されるように改善した。
[改良]
  1. メニュー → ヘルプ → CSV → CSVファイル整列
    → [CSVファイル整列]ダイアログボックス
    [項目リスト]ストリンググリッドで、複数選択した後、[Alt]キーを押しながらマウスクリックすると、選択を維持しながら、カレント行を移動できるようにした。
    [選択凍結]チェックボックスにチェックをつけた後、マウスクリックやキー操作で選択を維持しながらカレント行を移動できるのと同じ。

戻る

■ 2013-02-22(ver04.00.05)

[バグ修正]
  1. ファイル保存で処理速度が遅い。行が短いテキストでは特に遅い。極端な例として、改行だけのテキストファイル、たとえば5億行、1GBを保存するのに30分もかかってしまう。
    ■ 2013-01-20(ver04.00.04)の[改良] 1 で一行の文字数を大きくしたのに伴って、ファイル保存のプログラムコードを一部変更したが、そこに不備があった。修正の結果、上記の30分は2分以下に短縮した。
  2. メニュー → ヘルプ → CSVファイル整列
    → [CSVファイル整列]ダイアログボックス
    → [基本]ページ:[自動CSV整列]ボタン
    1. これをを実行すると、全項目の文字列が項目幅内に収まるように項目幅を調整する処理を行うが、その調整を開始する行は現在表示中のテキストウィンドウの最上部の行であり、行数は1000行(初期設定)である。
      ところが、1000行だけではなく、ファイルの最後の行まで項目幅の調整処理が実行されてしまう。行数が大きくなると大変長い時間がかかることになる。
    2. この処理でも時間がかかる場合は、[編集経過]ダイアログボックスで時間と進捗具合を表示することにしているが、うまく表示されなかった。それを改善し、処理量の単位を行数から項目数に変更した。
  3. CSVファイルをCSV整列した場合、折り返しは実行できないことにしており、通常ファイルならばルーラーの80桁(初期設定)の位置で垂直に表示される折り返しラインも不要であり、表示しないことにしている。ところが、行選択やすべて選択を実行すると、その折り返しラインが白く現れる。
  4. あるダイアログボックスでその中のコントロールやメニューを操作してある処理を実行中、マウスカーソルは「作業中」の形状に変えることにしている。ところが、処理の実行中にマウスカーソルをダイアログボックス内で移動すると、あるコントロールの上でマウスカーソルの形状が「作業中」とは異なる形状に変わることがある。ダイアログボックス内のコントロールのない部分にマウスカーソルを移動すると「作業中」の形状に戻るのであるが、マウスカーソルの移動でその形状が変わってしまうと、作業が実行中であるのか終了したのかマウスカーソルの形状で判断できない。ある処理の実行中は、マウスカーソルを移動してもその形状が「作業中」から他の形状に変わることがないように改善した。
  5. メニュー → 検索 → ファイル比較
    で二つのファイルを比較して最後まで異なる文字が見つからないとき、編集経過ダイアログボックスが表示されていると、その中で進行状態を示す[プログレスバー]の目盛りが100%の状態でなければならないが、少し残した状態で終了する。
  6. テキストウィンドウの任意行の先頭で[BS]キーを押し下げるとその一つ前の行末の改行コードが削除され、カーソルは削除された改行コードの位置に移動する。ところが、そのとき、移動したカーソル位置がテキストウィンドウ幅より遠い位置にあるとテキストウィンドウ内に収まらない不具合がある。この原因は以下の通り。[BS]キーによる削除で水平スクロールすることになるが、水平スクロール量を調整するプログラムで最小値と最大値のチェックが必要である。しかし、最大値のチェックが抜けていた。それが原因。
    テキストウィンドウ幅より長い行で、テキストウィンドウ幅より遠い位置で[Enter]キーを押し下げると、行は二つに分割されカーソル位置は次の行頭に移動する。この編集に対するUndoを実行すると、分割されていた二つの行は一つの行に戻り、カーソルも元の位置に戻る。ところが、そのカーソル位置がテキストウィンドウ内に収まらない。この不具合も原因は上記と同じ。
[改良]
  1. メニュー → ヘルプ → CSV → CSVファイル整列
    → [CSVファイル整列]ダイアログボックス
    1. [基本]ページで次のコントロールを削除する。
      1. [項目数]テキストボックス
      2. [項目幅]テキストボックス
      3. [項目設定]ボタン
    2. [基本]ページで次のコントロールを追加する。
      1. [CSV整列情報削除]ボタン
      2. [アクティブファイルから項目名取得]ボタン
      3. [クリップボードから項目名取得]ボタン
    3. [表示]ページで次のコントロールを追加する。
      1. [検索文字強調]チェックボックス
    4. [操作]ページを追加し、次のボタンを追加する。
      1. [Jump]ボタン
      2. [Show]ボタン
      3. [Hide]ボタン
      4. [Align]ボタン
      5. [Width]ボタン
      6. [ShowAll]ボタン
    5. [項目リスト]StringGridコントロールを改良する。
      1. メニュー → ヘルプ → CSV項目操作
        [CSV項目操作]ダイアログボックス
        を廃止する。このダイアログボックスの機能は、[CSVファイル整列]ダイアログボックスが肩代わりする。

        これは以下の理由による。

        [CSV項目操作]ダイアログボックスの中で項目情報を示すリストはListViewコントロールであるが、このコントロールは項目数が多くなると(たとえば、1万以上)項目データの読み込みと鈴川エディタ終了時のメモリ開放に時間がかかり、操作性が非常に悪い。
        ListViewコントロールに対して、[CSVファイル整列]ダイアログボックスの中で項目情報を示すリスト、StringGridコントロールは項目データが2万以上でも殆ど一瞬で読み書きができ、鈴川エディタ終了時のメモリ開放も時間がかからない。

      2. [Show]、[Align]、[Width]項目で直接データを変更できないようにする。
      3. 各行で各項目にアクセスできないようにする。
      4. 各行は行単位で選択する。
      5. 任意の行をマウスまたはキーで複数選択できる。
      6. マウスドラッグで複数行を選択できる。
      7. 任意の行でダブルクリックするか[Enter]キーを押し下げるとテキストウィンドウでその項目にジャンプできる。
      8. 複数選択した行に対して、表示・非表示(Show,Hide)、文字列の寄せ方(Align)、Widthを変えることができる。
      9. ポップアップメニューの項目を変更する。
      10. CSV整列したアクティブなテキストファイルから操作して[CSVファイル整列]ダイアログボックスを表示するとき、[項目リスト]のカレント行はアクティブファイルのアクティブ項目と一致するようにした。
    ヘルプ参照。
  2. メニュー → ヘルプ → CSV → CSV項目操作

    このメニューを選択すると、以前は[CSV項目操作]ダイアログボックスを表示したが、このダイアログボックスは廃止した。
    その代わりに[CSVファイル整列ダイアログボックスを表示し、最初に[操作]ページを表示することにした。
    ヘルプ参照。

  3. CSV整列したテキストファイルで、[ESC]キーによる「CSVカーソルモード」状態にあるときの動作を変更した。
    1. 移動キーを押し下げて上下左右に現在位置を移動するとき、ぎこちない動作であったが、改善した。これは移動キーを押し下げて離したときテキストウィンドウの再表示が実行される動作をしていたためである。この動作は無意味なものではなく目的があるが、その目的の達成は他の方法でまかなった。
    2. マウス操作でもキー操作でもテキストの範囲選択を一切できないように改めた。
      以前はマウスとキーでテキストの範囲選択はできたが、マウスボタンやキーを離すと選択状態は解除される動作であった。
  4. 以下のメニューでファイルを保存するプログラムコードを改良する。
    1. メニュー → ファイル → 上書き
    2. メニュー → ファイル → クローン保存
    3. メニュー → ファイル → 名前をつけて保存
    4. メニュー → ファイル → 特殊保存 → 分割して保存
    5. メニュー → ファイル → 特殊保存 → 行を指定して保存
    6. メニュー → ファイル → 選択部分を保存
    7. メニュー → ワークファイル → 選択部分を共用ワークファイルにコピー
    8. メニュー → ワークファイル → 選択部分を個別ワークファイルにコピー
    9. メニュー → ワークファイル → 選択部分をメモファイルにコピー
  5. 編集中のテキストファイルで行末を1,024桁以上超えた位置で文字の入力、文字列の挿入を実行しようとすると、
    「行末を1,024桁'以上超えた位置で
    文字の入力、文字列の挿入はできません。」
    というメッセージボックスを表示し実行できないようにした。
  6. 鈴川エディタのインストールではじめに設定する「五つのフォルダ」は、WindowsOSがインストールされているCドライブに設定される場合、初期設定では、マイドキュメントのszkw32(szkw64)フォルダに作成されるように変更した。「五つのフォルダ」のうち、「鈴川エディタデータフォルダ」は、以前は、パブリックドキュメントのszkw32(szkw64)であったが、これもマイドキュメントに改めた。

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■ 2013-01-20(ver04.00.04)

[バグ修正]
  1. メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス
    このダイアログボックスを開くとき、[ウィンドウ]ページ:[ウィンドウ1]ページ以外のページを開いていると、コントロールのフォーカスに関するエラーが発生する。
  2. メニュー → オプション → 個別オプション
    → [個別オプション]ダイアログボックス
    このダイアログボックスを2度目に開くとき、コントロールのフォーカスに関するエラーが発生する。
  3. メニュー → 検索 → 指定ファイル検索
    → [指定ファイル検索]ダイアログボックス
    → [検索]ボタン
    → [ディスク検索:指定ファイル検索]ダイアログボックス
    → [検索条件]ボタン
    → [ディスク検索条件]ダイアログボックス
    → [条件-2]ページ
    拡張子リストで初期設定の拡張子が表示されない。
  4. 箱型選択したテキストを削除すると、カレット(カーソル)は削除したテキストの左端に移動するのが本来の動作である。ところが、左端から数えて平均文字幅で80個分に相当する文字位置より右側で箱型選択したテキストを削除すると、カレットはテキストを削除した位置よりさらにいくつか左側に移動してしまう不具合がある。その移動量は1行の文字数が大きいほど大きくなる傾向がある。
[改良]
  1. 鈴川エディタでは1行内で先頭から数えて何文字目にあるかを示す文字位置を扱うプログラムデータは、
    4バイト型(int、最大数値 2の31乗 - 1 = 2,147,483,647 ≒ 21億)
    であるが、鈴川エディタのプログラムコードで2,3箇所
    2バイト型(WORD、最大数値 2の16乗 = 65,536)
    が間違って使用されていた。このバグのために、65,536を超える文字位置で編集できない不具合があった。2バイト型のデータを本来の4バイト型に修正した。

    ■ 2013-01-11(ver04.00.02) [改良] 1.
    で一行の最大文字数を262,144個(2の18乗)に増やしたが、今回のバージョンで1行の文字数を最大524,288個(2の19乗)にさらに増やした。

    1行の文字数が大きくなると動作が悪化し、相応のパソコン性能がないと操作不能に陥る。この点を留意する必要がある。

  2. CSVファイルをCSV整列した場合、次のようにいくつか不具合があったが、改善した。
    1. 文字の寄せ方が中央寄席、右寄せであると、検索文字、しおりの文字位置が狂う。
    2. メニュー → オプション → 色分け
      → [個別オプション]ダイアログボックス:[色分け]ページ
      この設定で施した色分けがうまくいかない。
    3. 検索、しおり、色分けが施されているテキストで範囲選択をする場合もうまくできない。
  3. メニュー → オプション → 個別オプション
    → [個別オプション]ダイアログボックス
    → [ファイル]ページ
    → [ファイル構成]グループボックス
    → [一行の最大文字数]テキストボックス

    この数値を2の19乗 = 524,288個に固定し、テキストボックスは変更できないように改めた。ヘルプ参照

  4. アクティブなテキストウィンドウ内のテキストファイルに対して
    メニュー → 検索 → 検索
    → [検索]ダイアログボックス
    で検索を実行すると、テキストウィンドウ内に散在する検索文字列が黄色の背景(初期設定)で強調される。この検索文字列の強調表示は自動的に実行されるのであるが、1行の文字数が大きくなる(行が長い)と、強調表示に時間がかかり、動作が悪化する。

    そこで、行の長いテキストファイルでは、動作の悪化を防ぐために、検索の後、検索文字列の強調表示が自動的に実行されないように設定できることにした。行の長いテキストファイルでは「色分け」をすると「検索文字列の強調表示」以上に動作が極端に悪くなり、殆ど操作できない状態になるが、元々、「色分け」は実行しない設定にできるので、問題はない。

    以下のダイアログボックスやメニューに検索文字列強調を自動的に実行するかしないか設定できるチェックボックスあるいはメニューを追加した。

    1. メニュー → 検索 → 検索(置換)
      → [検索(置換)]ダイアログボックス
      → [検索オプション]グループボックス:[検索文字強調]チェックボックス
    2. メニュー → オプション → 個別オプション or 色分け
      → [個別オプション]ダイアログボックス
      → [色分け]ページ:[検索文字強調]チェックボックス
    3. メニュー → オプション → 共通オプション
      → [共通オプション]ダイアログボックス
      → [ディスク検索リスト]ページ:[DSL-2]ページ:[検索文字列]グループボックス:[検索文字強調]チェックボックス
    4. [ファイルを見る]ダイアログボックス
      → メニュー → ヘルプ → 検索文字強調
    5. メニュー → ヘルプ → CSV → CSVファイル整列
      → [CSVファイル整列]ダイアログボックス
      → [表示]ページ:[検索文字強調]チェックボックス
    各ヘルプ参照。

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■ 2013-01-11(ver04.00.03)

[バグ修正]
  1. メニュー → ヘルプ → CSV → CSVファイル整列
    → [CSVファイル整列]ダイアログボックス
    1. [自動CSV整列]ボタンを実行して、アクティブファイル(CSVファイル)をCSV整列する場合、ある項目で項目名がその列の文字列データより文字数が多くそれを収める項目幅が足りないで項目名が項目幅に収まらないことがある。
      これは、項目名による必要項目幅を計算するプログラムコードが実行されていなかったのが原因。
    2. aの場合、[自動CSV整列]ボタンを再度、実行すると項目名も項目幅に収まるように計算されるが、これを実行するとき、カーソル(カレット)の位置するアクティブ項目が第1番目の項目以外であるとエラーが発生する。

戻る

■ 2013-01-11(ver04.00.02)

[バグ修正]
  1. 鈴川エディタ64bit版を起動中、タスクマネージャー:プロセス:説明で「鈴川エディタ32」と表示されるが、これを正しく「鈴川エディタ64」と表示されるように改めた。
[改良]
  1. CSVファイルをCSV整列すると、パソコン性能にもよるが、項目数が数百以上になる場合、次の操作をするとき、極端に時間がかかり、非常に動作が遅い。
    1. CSVファイルのテキストウィンドウを他のファイルに切り替える。
    2. CSVファイルのテキストウィンドウを終了する。
    3. メニュー → ヘルプ → CSV → CSVファイル整列
      を選択して、[CSVファイル整列]ダイアログボックスを表示する。
      (項目リストで大量のデータを読み込む)
    4. [CSVファイル整列]ダイアログボックスを終了する。
      (項目リストで大量のデータを保存する)
    5. メニュー → ヘルプ → CSV → CSV項目操作
      を選択して、[CSV項目操作]ダイアログボックスを表示する。
      (CSV項目リストで大量のデータを読み込む)
    6. [CSV項目操作]ダイアログボックスを終了する。
    7. メニュー → ヘルプ → CSV → CSVファイル編集
      を選択して、[CSVファイル編集]ダイアログボックスを表示する。
      (CSVリストで大量のデータを読み込む場合)
    8. [CSVファイル編集]ダイアログボックスを終了する。
      (CSVリストで大量のデータを保存する場合)

    上記のデータの読み込みと保存ではIniファイル(テキストファイル)を利用していたが、Iniファイルはデータ変更への対応が容易で便利であるが、大量データの読み書きに非常に時間がかかる。
    このIniファイルを利用する方法から、CSV項目データをバイナリデータとしてファイルに保存、読み込む方法に変更することで、上記の遅い動作を解消した。

    この改良で、パソコン性能にもよるが、項目数が1万を超えても問題なくCSVファイルを扱うことができるだろう。
    鈴川エディタで扱うことができる1行の文字数を102,400から262,144に増やした。項目数も最大で32,768に増やした。
    ただし、CSVファイルの1行の文字数、項目数が大きくなると、パソコン性能にもよるが、動作が非常に悪化する。現実的には、マイクロソフト製エクセルの最大列数16,384ぐらいが限度であろう。

  2. メニュー → ヘルプ → CSV → CSVファイル編集
    → [CSVファイル編集]ダイアログボックス
    1. CSVリストで大量のデータがあると、このダイアログボックスを開くとき、閉じるとき、非常に時間がかかったが、データ保存をIniファイルからバイナリーファイルに変更することで改善した。
    2. 項目数が大きくなると、実行中表示される[編集経過表示]ダイアログボックスで、時間、処理量の表示の更新間隔が大きくなり、このダイアログを表示する意味が薄れる。この更新間隔が短くなるように(長くても数秒以内)改善した。

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■ 2013-01-05(ver04.00.01)

[バグ修正]
  1. CSVファイルをCSV整列したときに、ヘッダーの項目名で項目の順番を表すABC表示がA~Zの次にAA,AB,ACと続くべきところをBA,BB,BCと表示される。項目数が大きくなると、AAA,AAB,AAC,というように3文字のアルファベットで表示されるようになるが、その表示も間違っている。

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■ 2013-01-04(ver04.00.00)

[改良]
  1. ver 04.00.00は以前のバージョン(ver 3.99NF以前、実行ファイル suzukawa.exe、32bit版)とは互換性がない。
  2. 鈴川エディタの開発プログラムを Delphi 2007 から Delphi XE2 に変更。
  3. 二つの鈴川エディタ、32bit版(szkw32.exe)と64bit版(szkw64.exe)を作成。
  4. ライセンス利用タイプによって、扱うことができる最大のファイルサイズと行数(改行数)を区分けする。
    詳細は下記を参照。
    鈴川エディタホームページの利用料金ページ
    ヘルプ > 補足説明 > ライセンス制限
  5. すべてのメニュー、コントロールで表示されるキャプション(名前)とテキストの文字コードをShift_JISからUnicode(UTF-16LE)に変更する。
    以前のShift_JISでは、日本語対応ではないWindows環境の海外でメニュー、コントロールのキャプションが文字化けして鈴川エディタを使用することができなかった。
    これで、あくまでも日本語がわかるユーザー限定ではあるが、海外でもXP以降のWindowsであれば、鈴川エディタを使用できることになる。
  6. 鈴川エディタの内部プログラムで処理する文字コードは以前から、Unicode(UTF-16LE)であるが、未対応であったサロゲートペアを処理できるように改善する。
  7. 次のメニューを追加。
    メニュー → ヘルプ → CSV → CSVファイル整列
    → [CSVファイル整列]ダイアログボックス
    1. CSVファイルの項目を整列して表示できる。
    2. 項目毎に左寄せ、中央寄せ、右寄せを指定できる。
    3. 項目毎に表示・非表示を指定できる。
    ヘルプ参照。
  8. 各種ダイアログボックスでファイル名、フォルダ名、文字列データを設定するテキストボックスをコンボボックスに変更する。コンボボックスの右側に配置される緑の三角印ボタンをクリックすると、コンボボックスの項目リストを編集できるダイアログボックスが表示される。
    下記のヘルプ参照。
    ヘルプ:補足説明:コンボボックスと編集ボタン
  9. メニュー → 検索 → ファイル比較
    → [ファイル比較の設定]ダイアログボックス
    1. [スキップコード]グループボックス追加。
      改行(CRLF、CR、LF)、空白、タブ、制御コード、指定文字をスキップできる。
    2. [英文字大小区別]チェックボックス追加。
      半角英文字について、大文字小文字を区別するか指定できる。
    ヘルプ参照。
  10. メニュー → 検索 → 検索(ディスク検索)
    → [検索(ディスク検索)]ダイアログボックス
    → [Skip]ボタン
    → [検索スキップコード]ダイアログボックス
    1. [制御C0]、[制御C1]の二つのチェックボックス追加。
      制御コードをスキップするかどうか指定できる。
    2. コントロールの一部を変更。
    3. [指定文字]テキストボックスで制御コードを指定できる。
      ハイフンを挟んで連続する複数の文字と制御コードを指定できる。
      (ファイル比較:スキップコード:指定文字と同じ)
    ヘルプ参照。
  11. [フォルダの参照]ダイアログボックス

    このダイアログボックスは各種ダイアログボックスから起動できるが、一つだけ下記に示す。
    メニュー → ヘルプ → 選択
    → [Explorerで開くフォルダ - 選択]ダイアログボックス
    → [追加]ボタンで表示

    改良点は以下の通り。
    1. [フォルダ名]テキストボックスをコンボボックスに変更。
    2. [フォルダ]ツリービュー内の右クリックでポップアップメニューに次の二つのメニュー項目を追加。
      1. 選択フォルダ更新
      2. プロパティ
    3. [ファイル]リストビュー内の右クリックでポップアップメニューに次のメニュー項目を追加。
      1. プロパティ
    4. [F2]キーで[フォルダ]ツリービューを更新。
    ヘルプ参照。
  12. [リストの編集]ダイアログボックス

    このダイアログボックスは各種ダイアログボックスに含まれるコンボボックスのリストを編集するのが目的であるが、コンボボックスの右側にある緑色の三角印ボタンをクリックすると表示される。これを表示するメニューを一つだけ下記に示す。

    メニュー → 検索 → 検索
    → [検索]ダイアログボックス
    → [検索文字列]コンボボックスの右に位置する緑の三角印ボタンをクリックで表示
    改良点は以下の通り。
    1. 文字列リストを[リストボックス]から[リストビュー]に変更。
    2. 文字列リストビューの複数行をドラッグ&ドロップで移動できる。
    3. 文字列リストビューの右クリックでポップアップメニューを表示。
    ヘルプ参照。
  13. メニュー → ワークファイル → 選択部分をメモファイルにコピー

    改行コード、制御コードを含むテキストをメモファイルとして保存するとき、メモファイルを選択するポップアップメニューに表示するキャプションで、改行コード、制御コードが表示されなかったが、
    これを

    のように表記する。

  14. テキストウィンドウの選択テキストをクリップボードにコピーする処理でテキストサイズが250MBを超える場合、以前はテキストが大きすぎる旨のメッセージを出しコピーを中止していたが、テキストサイズが物理メモリ以内であれば、必ず成功するわけではないが、一応実行することにした。
  15. 鈴川エディタの各種オプションファイルはそれがテキストファイルであれば、その文字コードは一部を除いてほとんどShift_JISであったが、UTF-16LE(BOM)に変えた。
  16. テキストウィンドウのカーソル位置のコード(文字)をステータスバーで表示する場合、たとえば、16進数で0x0009のように0xと4桁の文字で表記していたが、U+0009のようにU+と4桁以上の文字(サロゲートペアは5桁以上)で表記する方法に変更した。
    [ファイルを見る]ダイアログボックスでもテキストウィンドウ上部にカーソル位置のコードを表記するが、同様に変更する。
  17. メニュー → オプション → 色分け
    → [個別オプション]ダイアログボックス:[色分け]ページ
    → [追加]ボタン
    → [強調文字の設定]ダイアログボックス
    → [種類]ラジオボックスで「単語」を選択すると、[強調文字リスト]リストボックス表示
    1. [強調文字の設定]ダイアログボックスの幅、高さを変更できる。
    2. [強調文字リスト]リストボックス内で右クリックすると、ポップアップメニューを表示。
      各メニューをショートカットで実行できる。
      メニューは下記の通り。
      1. コピー
      2. 貼り付け
      3. 削除
      4. クリア
      5. すべて選択
      6. 読み込み
      7. 保存
      リストボックスで複数選択できる。
    3. [F3]キーで[強調文字の入力]テキストボックスと[強調文字リスト]リストボックスを往来できる。
    ヘルプ参照。
  18. 検索、置換、ファイル比較を実行中、[編集経過]ダイアログボックスが表示されているとき、中断を実行すると、「中断した文字位置にジャンプしますか?」というメッセージボックスを表示することにした。
    それぞれのダイアログボックスのヘルプ参照。
  19. 各種ダイアログボックスに含まれるコンボボックスでドロップダウンすると表示される項目数が8個以上あり、すべてを表示するだけのスペースがある場合はすべての項目を表示するように改善した。
  20. 以下のファイルを開くダイアログボックスについて改良した。
    1. メニュー → ファイル → 部分的にファイルを開く
      → [部分的にファイルを開く]ダイアログボックス
    2. メニュー → ファイル → ファイルを開く
      → [ファイルを開く]ダイアログボックス
    3. メニュー → ファイル → 複数ファイルをつなげて開く
      → [複数ファイルをつなげて開く]ダイアログボックス
    4. メニュー → ファイル → 分割ファイルを開く
      → [分割ファイルを開く]ダイアログボックス
    改良点は以下の通り。
    1. ファイル名を指定するコントロールをテキストボックスからコンボボックスに変更。コンボボックスリストは編集できる。
    2. ワークファイル文字コードを指定できる。
    3. ダイアログボックスに区切りをつけ関連コントロールをまとめる。
    4. B~Dで、以下のボタン機能をファンクションキーでも実行できる。
      • [OK]ボタン → [F2]キー
      • [検索]ボタン → [F3]キー
    5. B~Dで、[検索]ボタンを実行して[ディスク検索]ダイアログボックスを開き、ディスク検索を実行しないで、[キャンセル]ボタンで閉じると再び、B~Dのファイルを開くダイアログボックスに戻る。
      もう一度、[検索]ボタンを実行すると、正常ならば、再び[ディスク検索]ダイアログボックスが開かれるのであるが、それが開かれることもなく、B~Dのファイルを開くダイアログボックス自体が閉じてしまう。
      この不具合を修正した。
    ヘルプ参照。
  21. メニュー → ヘルプ → テキスト処理
    → [テキスト処理]ダイアログボックス
    1. [ランダム]ページ
      → [乱数の種]グループボックス
      → [C 文字列]ページ

      [文字列]テキストボックスで入力される文字列の文字コードは以前はShift_JISであったが、Unicodeに変更された。
      そこで、文字列を乱数の種である整数値に変換するのに一旦UnicodeからUTF-8に変換する処理を挟むことにした。

    ヘルプ参照。
  22. アクティブファイルでテキストが選択されていない場合、
    メニュー → 編集 → 削除
    のメニューが無効になり、このメニューにショートカットを割り当てても実行できなかったが、このメニューは常に有効にしておき、ショートカット(たとえば、Ctrl+D)を実行すると、カレットの右側の文字を一つ削除できることにした。ただし、元々、[Del]キーでも削除できる。
  23. 「ファイルを開く」などの機能を実行中に表示される[編集経過表示]ダイアログボックスで、使用パソコンが高性能で処理速度が高速であると、進捗具合を表す文字列の更新が激しくなり、表示が落ち着かず、見にくくなる。
    その更新間隔を最短でも0.1秒間に抑えることで、進捗具合を表す文字列を目視で確認しやくした。
  24. メニュー → ファイル → ワークファイルフォルダ操作
    → [ワークファイルフォルダ操作]ダイアログボックス

    「開く」「削除」「選択削除」の実行中、カーソルを「作業中」を表すカーソルに改めた。
    10GB以下のファイルならば、殆ど一瞬で終了する作業であり「作業中」を表すカーソルに変える必要もなかったが超巨大ファイル(特に100GB以上)になると作業に長い時間がかかり、その間、他の操作をしないようにユーザーに示す必要がある。また、他の操作をできないように改良した。

  25. ヘルプのソースファイルの文字コードをShift_JISからUTF-8に変更。
  26. 各種ダイアログボックスで[読み込み]ボタン、[保存]ボタンを実行してダイアログボックスのコントロール値を設定、保存する場合に、その保存ファイルはバイナリーファイルとテキストファイルの二通りがある。
    テキストファイルの場合、その文字コードはすべてUnicode = UTF-16LE(BOM)に統一し、それ以外の文字コードは扱わないことにする。

    たとえば、
    メニュー → オプション → 共通オプション
    → [共通オプション]ダイアログボックス
    [読み込み]ボタン、[保存]ボタン設定、保存するオプションファイルなど

    「ヘルプ:補足説明:オプションファイル」を参照。

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